ホームを離れてサーフトリップをすれば、必ず存在するのがローカルサーファー。
ビジターが最低限のマナーを守ることはもちろんの事ですが、それでもローカルサーファーに目を付けられたとすれば。
今回の記事は、イギリス人女性サーファーによるバリ島(インドネシア)で起きたローカルとのトラブル体験談をお届けします。
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主人公となるのはイギリスからバリ島(インドネシア)を訪れたアラナ・ブラウン(Allanah Brown)。アラナのお気に入りサーフスポットは、繁華街のクタから車で2~3時間かかるメデウィ。
アラナにとって今年で9年目のメデウィトリップとなったのですが、メデウィ・シークレット・サーフキャンプ(Medewi Secret SurfCamp)のオーナーでありボルコムライダーのムクリス・アンワー(Muklis Anwar)と海でトラブルがあったとか。
アラナが2018年4月15日にSNSで投稿した内容は以下の通り。
海に入って40分ほどしてこの日二本目の波に乗ったの。混んでたからメインピークを少し外して波に乗ったんだけど、その時にムクリスにドロップイン(前乗り)されたわ。
彼は罵るような言葉を大声で発しながら私に向かって突っ込んできて、何とか私は彼を避ける事ができたけど、私に向かって荒々しくサーフボードを蹴飛ばしてきたの。
その後「消えろ、海から上がれ」と言われて。
トラブル発生時の写真は以下の通り。
この件についてムクリスの運営するサーフキャンプのフェイスブックページには、ムクリスの行動を批判するコメントを投稿するものがいて、ムクリスは批判コメントに対して以下の返信をしたとのこと。
知ったこっちゃねーよ。オレのホームにはクソみたいなやつらで溢れてるんだよ。メデウィから出てけ、クソ野郎が。
その後、アラナによる写真付き投稿が行われてネット上で一気に拡散すると、ムクリスは一転して謝罪モードに。
謝罪内容は以下の通りです。
今日は気分の乗らない一日だった。申し訳ないけど、ドロップインしたのは分かっていたし、写真が示す通りにこっちが悪かった。心から謝罪したいと思ってる。
だけどね、実際には少し違う点があるんだ。ドロップインしたのは冗談半分のことで、彼女が大声を上げたからついイラついただけ。普段はこんなことをするタイプじゃないんだ。
サーファーなら誰もがこんな日があるんじゃないかな。特に自分のホームブレイクで混雑してれば。彼女に直接謝罪しようと会いにいったけど、残念なことにすでにメデウィを去っていた。
本当に申し訳なかったし完全にこちらに非があった。人間誰しも間違いを犯すし、それが今回はオレだったんだ。アラナ・ブラウン、申し訳ありませんでした。
サーフブランドにスポンサードされているサーファーは、サーフボードに大きなブランドステッカーを貼っていることからブランドの顔であり、ローカルコミュニティではキッズの模範となるロールモデルであるべき存在です。
そのサーファーが汚い言葉で罵るばかりか、ライディング中に急接近したりといった危険行為に及んだとのことで、あまりに残念であり悲しくなるニュースではないでしょうか。
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Facebook「Allanah Brown」