かつてはCTイベントにワイルドカード出場したりと、コンペティターとして活動していたポルトガル出身のニック・ヴォン・ラップ「Nic Von Rupp」(28歳)。
現在ではビッグバレルを狙うフリーサーファーとして活動するヨーロピアンサーファーとしては数少ない存在の一人です。
今回の動画は、ニック・ヴォン・ラップを追いかけたドキュメンタリー映像をお届けします。
スポンサーリンク
コンテストと旅が好きと言うことで、QS生活に向いていたというニック。しかし、一つだけ好きになれないことがありました。それはスケジュール。
コンテストは決まった日程での開催となるので、行動が縛られるためです。ある時、ニックはQSイベントでフィリピンを訪れ、風の影響を受けた小波でヒートが行われる中、サーフ仲間はメンタワイでパーフェクトコンディションをスコア。
その出来事が転機となり、ツアーから離れる決意を下したニック。しかし、ヨーロッパ出身のフリーサーファーとなるのは簡単なことではありません。
若い頃のみならばスポンサーが付くものの、継続してフリーサーファーとして活躍しているのはハワイ、アメリカ、オーストラリアのサーファーが大半。
そこでニックはじっくりと構想を立てて「My Road」シリーズ動画を製作(現在も進行中のプロジェクト)。同プロジェクトにより、フリーサーファーとしての地盤を固めることになりました。
現在のニックは、年間の半分はホームであるポルトガルで過ごしながらヨーロッパ中を動き(北半球の冬)、残り半分は世界をターゲットにスウェルハンティングを行うという日々を送っているとのこと。
今回の動画ではニックの日常やヨーロッパでのフリーサーフ、そして先月モンスタースウェルがヒットしたインドネシアのメンタワイ諸島を訪れ際のカンドゥイでのセッション映像が収録されています。