日本中に衝撃を与えた山本KID徳郁の突然とも言える訃報。
このニュースは日本だけではなく海外でも反響があり、ケリー・スレーターもSNSで反応。
今回の記事は、ケリー・スレーターが山本KIDの他界に際して寄せた追悼コメントをお届けします。
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今回のKIDの悲しいニュースについて、海外サーファーで最初に反応したのは、私が知る限りではジョエル・チューダー。ジョエルのSNS投稿は以下の通りです。
ジョエルについては柔術をしているので何となくか分かりますが、ケリーがKIDと実際に会って会話を交わしたことがあるというのは非常に意外でした。
ケリーによる追悼投稿は以下の通り。
2005年に東京のストリートをブラブラしてる時、ホイス・グレイシーとばったり会ってホイラー(ホイスの兄)の試合が翌日にあるから見に来ないかって誘われたんだ。
残念ながらホイラーは山本KIDの右フックに倒れたんだけど。あの時の試合で、初めてちゃんとMMA(総合格闘技)を知ったんだ。
あれからKIDのファンになって、数年後にはラスベガスでKIDと会って話す機会を設けてもらったんだよね。
飛び膝蹴りKOが有名な宮田和幸戦について、試合の数か月前にどうやってあの展開に持って行こうと考えていたのか詳しく話してくれたり、他にもいくつかのストーリーをシェアしてくれたよ。
各ジャンルのレジェンドと出会い、少しでも言葉を交わすことができるのは常にクールなことだね。
ここ数年で多くの仲間や知り合いを失ってきたけど、思い出や写真が残っているのはステキだよ。
サーフィン界のワールドチャンピオンが偶然にしてKIDを知る事になり、会いたいとの願いに応えてくれたKID。何だかステキな出会いであり、繋がりではないでしょうか。