blank
Photo: WSL / TONY HEFF

現地時間2018年11月17日(ハワイ)、トリプルクラウンの初戦となるQS10,000イベント「ハワイアンプロ(Hawaiian Pro)」が終了。

ハワイアンプロを制したのは、今季でのCT(チャンピオンシップツアー)引退を発表しているパーコこと、ジョエル・パーキンソンとなりました。

今回の記事は、ハワイアンプロのイベントレポートや動画、来季クオリファイに関連する最新QSランキングなどをお届けします。


スポンサーリンク


ハワイアンプロ

世代を超えた対戦となったハワイアンプロのファイナル。元ワールドチャンピオンで37歳のパーコに対し、17歳のマテウス・ハーディと倍以上の年齢差のあるサーファーが同じ舞台に立ちました。

そんな世代間を超越したバトルを制したのはパーコ。今シーズンで引退となるパーコにとって、最後のハワイアンプロ出場というタイミングで2013年振りとなる見事な優勝でした。

そんなパーコのコメントは以下の通り。

マジかよ。驚いてるけど、徐々に実感が湧いてきたよ。もう一回ヒートに出場してサーフしたいって気持ちだけなんだよね。

イベントを存分に楽しめたからこその結果なんだろうなって思う。こういった瞬間が無くなることで寂しくもあるけど、いつかは終わりが来ることを嬉しくも思ってる。

僕がステージに立つことは今回が最後になるとしても、サーフィンはかけがえのないもので大好き。来年からはみんなと同じく一人のサーフファンとなるのは楽しみだね。

サーフィンが大好きで、サーファーも大好きだから、この舞台に参加してみんなに応援してもらえて最高だった。12月21日からは、僕もコンテスト観戦を楽しませてもらうよ。

あまりにもカッコよすぎるパーコの今回の優勝。パーコは過去に3回トリプルクラウンを制覇していて、引退年にして4度目のトリプルクラン王者となる可能性は十分にあります。

是非ともタイトルを獲得しての引き際というクールな終わり方をしてもらいたいですね。

ファイナル結果

イベントハイライト動画

*最終日ハイライト

*4日目ハイライト

*3日目ハイライト

*2日目ハイライト

*1日目ハイライト

最新QSランキング

今回の結果を受けての最新QSランキングのトップ15は以下の通り。

QSランクからのCT入りはトップ10となりますが、すでに五十嵐カノアがダブルクオリファイを決めているので、現状においては11位までがクオリファイになるでしょう。

また、グリフィン・コラピントもダブルクオリファイの可能性があるものの、ハワイでのフリーサーフィン中に足の親指を骨折したとの報道もあるので、CTランクでトップ22入りするのかは微妙なところ(グリフィンの現CTランクは20位)。

昨年のクオリファイラインを考えると、現在のQSランク7位までは来季CT入りがほぼ確定と言えるのではないでしょうか。

QS最終戦にしてハイエストグレードイベントであるワールドカップでどのようなランキング変動が待ち受けているのか楽しみですね。

まとめ

オアフ島(ハワイ)ノースショアのサンセットビーチを会場にしたQS最終戦「ワールドカップ」のウェイティングピリオドは11月25日~12月6日。

ワールドカップ優勝となれば、現時点でQSランク50位台前半のサーファーでもCTクオリファイのチャンスがあるので、どのようなドラマが起きるのか見逃せません。

-----

公式サイト「Hawaiian Pro