メジャーサーフスポットになればなるほど、どこであろうと混雑を避ける事はできない現在。
ファンウェイブがブレイクするスポットに限らず、限られたサーファーしかチャージできないようなビッグウェイブスポットでも同様です。
今回の動画は、若手ブラジリアンビッグウェイブサーファーによるマーヴェリックス(北カリフォルニア)のレフトをチャージする映像をお届けします。
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今やビッグウェイブシーンにおいて名の知られた存在となったブラジリアンのチャンボこと、ルーカス・チアンカ「Lucas Chianca」(23歳)。
チャンボと言えば、ビッグサイズとなった時のナザレで、必ずラインナップに身を置くトウインサーファーとして有名です。
しかし、トウインだけでなくパドルインサーフィンでのビッグウェイブチャージも凄く、昨季のナザレチャレンジで優勝、今季のナザレチャレンジでは準優勝の成績を収めています。
そんなチャンボによるマーヴェリックスでのレフトチャージ。一般的にマーヴェリックスと言えばライトに乗る映像しか目にしないので驚きのチャージですが、なんとビッグバレルまでメイク。
過去を振り返れば、オアフ島ノースショアのワイメアベイでマーク・ヒーリーがレフトを狙ったり、マウイ島ジョーズでアルビー・レイヤーがインサイドボウルを狙ったりといった事例があります。
理由としては、マークの場合は混雑を避けためであったり、アルビーの場合はサイズよりもバレルと他のサーファーとは目的が違ったりするためです。
かつてはオアフ島ノースショアのバックドアはブレイクが早すぎてサーフスポットではないと言われながら、サーファーのスキルと道具の進化により今では普通のサーフスポットとなっています。
もしかしたら、チャンボが新たな扉を開くことで、マーヴェリックのレフト狙いもグーフィーフッターにとっては当たり前といった時代になるのかもしれません。