若手時代はクイックシルバーのヤングガンとして注目を集めたライ・クレイク「Ry Craike」(33歳)。
その後のライはサーフィン界で身を潜めたような存在となっていましたが、ここ数年は再びネットでのフリーサーフィン動画で返り咲く事に。
今回の動画は、ライ・クレイクがオーストラリアで撮影してきたGoProを使ったインナーバレル映像をお届けします。
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今なおずば抜けたバレルスキルを持つからこそ、いとも簡単に素晴らしいショットを残し続けるライ。
しかも時代は自己発信であり、GoPro映像ならばフィルマー要らずといった手軽な時代だからこその再浮上とも言えます。
ただし、インナーバレルでのGoPro動画はプロサーファーにとっては一般的であり、それだけで注目を集めるのは難しいはず。
そこでライが取り入れているのは自撮り棒で、よりディープなポジションから自身を撮影しているのです。
ここ数年、一部ビッグウェイブサーファーの間で「2in1」バレル撮影が流行しています。
「2in1」バレル撮影とは文字通り、2人のサーファーが同じバレルに入り、奥のポジションにいるサーファーが波に巻かれる覚悟で手前のサーファーを撮影することです。
ライの場合、自撮り棒を使う事で同撮影方法に近い映像を一人で残しています。
GoProを使ったバレル撮影の新たな形の一つであり、非常に興味深い動画と言えるのではないでしょうか。
気になるのは、どうやってテイクオフしているのか!?テイクオフシーンをカットしているので不明ですが、やっぱり自撮り棒を口にくわえながらテイクオフして、それから手で掴んでいるのでしょうかね!?
そうだとすれば、バレルになるほどホレる波なので、なかなか真似できる芸当ではなくサーフスキルとアイディアの勝利といった感じではないでしょうか。
サーファーならば、ライほどディープではなくてもインナーバレルでの自撮りは憧れですね。
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