ハワイのオアフ島ノースショアを舞台にスタートした今季2018/2019年シーズンの「WOTW(Wave of the Winter)」。
最もコンスタントにビッグスウェルがヒットする白熱の1月を終え、2019年1月のトップ5ライドのノミネート作品が発表されました。
今回の記事は、2019年1月のWOTWトップ5ライド映像をお届けします。
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1月で注目となったのはバックドアシュートアウトで日本チームとして出場した松岡慧斗によるパーフェクト12となったライディング。
すでに数多くのパイプラインチャージャーが松岡のライディングが今季2018/2019年シーズンのWOTW獲得と口にしているほどでした。
そんなコメントの通り、当然のように1月のトップ5ライディングにノミネートされています。
1月のノミネート動画は以下の通り。
*松岡慧斗:パイプライン
*トリー・メイスター:バックドア
*ベンジ・ブランド:パイプライン
*コア・ロスマン:パイプライン
*タイラー・ニュートン:パイプライン
さて、現時点における読者投票をチェックすると以下の通り。
松岡のライディングへの投票が圧倒的です。昨シーズンを振り返ると、松岡が月間トップに立ったのもバックドアシュートアウトでのライディングでした。
その理由としては、通常であれば激込みで好きな波を選べないパイプラインにおいてコンテストで貸切になるというのが大きいですね。
過去のWOTW勝者であるケリー・スレーターをもってしても、パイプラインで波選びなど出来ず、誰も乗ってないからギリギリでチャージした波でWOTWを獲得しているので。
話は飛びましたが、WOTW月間トップライドに関してはオンライン投票なので松岡が獲得する可能性は非常に高いと思います。
ただし、シーズンを通してのWOTW勝者の選考を行うのは、ジェリー・ロペスなどといったレジェンドのパイプチャージャー。
細かいテクニカルな面をチェックするなど、意外と読者投票とは異なる結果になることも多々あります。
個人的に最大のライバルと思うのは、すでに波がブレイクしたホワイトウォーターが迫りくるボトムの奥から回り込むようにバレルインというトラディッショナルなパイプバレルをメイクしたタイラー・ニュートン。
WOTWと言えば、過去の勝者の顔ぶれを見ればとんでもないサーファー揃いとなっています。
松岡にも是非とも日本人初として名を連ねてもらいたいと願っていますが、どのような結末を迎えるのかドキドキしてしまいます。
それにしても、すでに多くのパイプチャージャーから今季WOTW確定と言わしめたライディングは何度見ても鳥肌が止まりませんね。
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参照記事:「O’NEILL WAVE OF THE WINTER: JANUARY’S TOP FIVE」