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via vimeo

今年もハワイシーズンに突入したということで、すでにスタートしている毎年恒例イベント「WOTW(Wave of the Winter)」。

WOTW受賞はパイプマスターと引けを取らないほど名誉あるものなので、今季2018/2019年シーズンも盛り上がるでしょう。

今回の記事は、WOTWがどのようなイベントなのか、また歴代受賞者も登場する動画をお届けします。


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WOTW(Wave of the Winter)とは

WOTWとは、ビッグスウェルの入りやすいサーフシーズン中のオアフ島ノースショアを舞台に、一本のベストライディングを決めるイベント。

エントリー可能なライディングはコンテストであろうがフリーサーフィンであろうが何でもありなので、受賞映像こそがハワイシーズンにおけるオアフ島ノースショアでのベストライディングとなるのです。

イベント期間は11月1日~2月28日まで。同期間においてエントリーされた映像が選考対象となります。

流れとしては、毎月読者投票で月間ベストを決めていき、最終的には4名のジャッジがシーズントップ10を選び、その中からWOTWが決定することに。昨シーズンの勝者はネイザン・フローレンスとなっています。

ちなみに、昨シーズンは日本人サーファーが大活躍となり、松岡慧斗と椎葉順の二名が読者投票による月間トップ獲得という快挙を達成しています。

さて、今年のWOTWにはメイン以外に3つの部門があるので、その紹介をします。

Heaviest Drop Award

今季から新設されたヘビエストドロップアワード。文字通り、最もヘビーなドロップ(テイクオフ)をしたサーファーが対象となり、ワイプアウトは除外となります。

厳密な条件として、波のボトムまで降りていき、ボードに乗っている状態でしっかりとボードコントロールをしながらリップから離れていなければ選考対象外。

賞金は5,000ドルとなっています。

Overall Performance Award

毎年恒例となっているオーバーオールパフォーマンスアワード。WOTWメインが単発ライディングを対象になる一方、オーバーオールパフォーマンスはシーズンを通してコンスタントに素晴らしいサーフィンを見せたサーファーに送られます。

昨シーズンの受賞者はジョンジョン・フローレンス。この部門は賞金が5,000ドル、副賞として10,000ドルを受賞者が指定する非営利団体に寄付することになります。

Breakthrough Performer Award

ブレイクスルーパフォーマーアワードは19歳以下の若手サーファーを対象にした部門で、今季で4度目の開催となります。

昨シーズンの受賞者はバロン・マミヤで、過去にはジャック・ロビンソンとセス・モニーツも受賞しています。

まとめ

プロサーファーならば実力を証明しなければならない舞台であるオアフ島ノースショア。そのノースショアで誰が一番凄いライディングを見せたか競うイベント。

盛り上がらないわけはないイベントであり、誰もが手に入れたい称号の一つであることに疑いの余地はありません。

今季もアッと驚くようなライディングを心待ちにしたいところです。

昨シーズンのWOTW過去記事