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波に巻かれた時のコツとして、無駄に酸素を消費しないためにもとにかく落ち着くことが鉄則。

波のサイズが大きい時には恐怖心もあり簡単ではないのですが、ビッグウェイブサーファーともなれば…。

今回の動画は、世界最大級の波がブレイクするナザレ(ポルトガル)で5本連続でセットを喰らい続けたサーファーの映像をお届けします。


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今回の動画が撮影されたのは2019年2月7日のことで、この日のナザレは今シーズンの中でも最大級のビッグウェイブがヒットしていたとのこと。

そんなコンディションでセットを喰らい続けることになったのが、カリフォルニア出身ビッグウェイブサーファーのトビー・カニンガム(41歳)。

トビーが手を出したのがセットの一本目であり、その後、セットが立て続けに入ってきたため、ジェットスキーがレスキューする時間的余裕がなかったそうです。

しかし、セット間にはトウインパートナーに手を振ったりとおどけて見せ、無事である事をアピールしていたトビー。

私も今回初めて知ったサーファーだったのですが、BWTイベント「ナザレチャレンジ」ではウォーターセーフティに選ばれたりと素晴らしいウォーターマンとのこと。

そのトビー本人が口にしたセリフは以下の通り。

初めてナザレでサーフした時、これまで乗っていた波のすべてがスモールサイズって思わされたよ。ナザレでのワイプアウトは、最高に楽しいのかトラウマレベルなのかは捉え方次第じゃないかな。

海中で海になされるがままの状態になり、自分で何もコントロールできない状態を僕は楽しんでいるよ。

今ではインフレータブルベストの存在により海中に留まる時間は短くなっているものの、強烈な波の衝撃を受けることには変わりありません。

ハードなトレーニングをこなし、自信を持って臨んでいるからこそ、ナザレであっても余裕をもって楽しめる姿は圧巻です。

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