まだ20代半ばでありながら、元CT(チャンピオンシップツアー)サーファーという肩書を持つオーストラリア出身のマット・バンティング「Matt Banting」(25歳)。
マットがCTサーファーであったのは2015~2016年のことで、CT入りを決めたのは若干20歳でのこと。
しかし、アスリートとしては致命傷である怪我に苦しみ、さらにはメインスポンサー契約解消などの紆余曲折を経て今があります。
今回の動画は、現在はCT返り咲きを狙うマット・バンティングによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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怪我によりサーフィンから離れ、さらには当時のメインスポンサーを失うというジェットコースターのような20代前半を過ごしたマット。
本格的にコンテストサーファーとして復帰したのは2018年シーズンのことでした。
メインスポンサー無しで臨んだ2018年シーズンのマットのQS(クオリファインぐ)ランキングは40位。
元CTサーファーであったことを考えると厳しい結果であり、メインスポンサーがいないということは遠征費といった金銭面も苦しかったはず。
でしたが諦めず、今年も精力的にQSイベントを転戦し、現在のQSランクは7位。しかも、今年はメインスポンサーを獲得したとSNSで発表。
来季のCTクオリファイを考えると、マットは現QSランクで良いポジションに付けているものの、QS10,000イベントで3位以上などといったビッグリザルトが求められます。
ですが、メインスポンサー獲得で金銭的負担が軽減されたとなれば、精神的にゆとりが生まれ、今年はやってくれるかもしれません。
今回の動画を見ていると、リラックスしたスムーズなスタイルが光っているので注目したいサーファーの一人です。
最後に、動画の撮影が行われたのは2018~2019年のことで、撮影場所は南アフリカ、ポルトガル、フランス、オーストラリアとのこと。