世界の中でメンズ34名、ウイメンズ17名のみ参加する事となるサーフィン界のワールドツアーであるCT(チャンピオンシップツアー)。
CTへのクオリファイ条件となるのがQS(クオリファイングシリーズ)で、QSランキングでメンズがトップ10、ウイメンズがトップ6入りすることが必須です。
そのQSですが、来年2020年から変革が行われ「Challenger Series(チャレンジャーシリーズ)」なるものが誕生するとか。
今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表したチャレンジャーシリーズに関するニュースをお届けします。
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チャレンジャーシリーズとは、ハイエストグレードとなるQS10,000イベントのことを総称した名称です。
チャレンジャーシリーズという名前になるものの、QSイベントの一環と言うことには何ら変わりはありません。
では変更点は?まず一つ目は、QS10,000イベントであるチャレンジャーシリーズに次ぎ、グレードの高いイベントはQS6,000でしたが、QS6,000がなくなり、2番目に高いグレードはQS5,000。
QS10,000とQS5,000では、優勝した時の獲得ポイントは倍も違うということで、チャレンジャーシリーズの位置付けが今まで以上に重要となります。
QS5,000以下のグレードはこれまでと変わらず、QS3,000、QS1,500、QS1,000となります。
もう一点の変更点は、優勝で10,000ポイント獲得となるチャレンジャーシリーズのイベント数が今年よりも増えます。
メンズは6イベントから7イベントへ、ウイメンズは2イベントから4イベントとなり、各イベントの開催地と開催月は以下の通り。
6月:バリト(南アフリカ)-メンズ
8月:ハンティントンビーチ(アメリカ)-メンズ&ウイメンズ
9月:パンティン(スペイン)-メンズ&ウイメンズ
9月:エリセイラ(ポルトガル)-メンズ&ウイメンズ
11月:フィリップアイランド(オーストラリア)-ウイメンズ
11月:ハレイワ(ハワイ)-メンズ
12月:サンセット(ハワイ)-メンズ
QS10,000イベントが増えると言うことは、サーフファンにとって楽しみなイベントが増えるので嬉しいニュースではないでしょうか。
ちなみに、WSLはチャレンジャーシリーズのイベント数を、将来的には最大で10イベントまで増やすことを視野に入れているとのこと。
個人的には、ニュージーランドやオーストラリアのフィリップアイランドなど新たなQS10,000イベント会場が楽しみです。
今回のQSイベントの変革に伴い、ずっと言われているCTも大変革が起きるのか気になるところですが、CTイベントとQS10,000イベントは基本的に連動していて、チャレンジャーシリーズの予定を見る限り、来年のCT大変革はオリンピックもあるので無さそうに思えます。
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公式サイト「WSL」