2011年にワールドツアーから離れた元CT(チャンピオンシップツアー)サーファーのボビー・マルティネス「Bobby Martinez」(37歳)。
ヒスパニック系として初のCTサーファーでしたね。
また、強烈な個性もボビーの魅力の一つで、歯に衣着せぬ発言が当時を知るサーファーにとって印象的ではないでしょうか。
今回の動画は、ボビー・マルティネスによるホームでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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アメリカではCTサーファーへの登竜門と言われるNSSAで7回に渡りナショナルタイトルを獲得し、いわゆるエリートサーファーだったボビー。
ただし、現在の若手エリートサーファーでは考えられないくらい極めてヤンチャでした。
CTを離れてからのインタビューでは、アメリカ国内でのサーフコンテスト出場での移動ではマリファナを欠かさなかったなどコメントしていましたし…。
そんなボビー最大のヤンチャっぷりが炸裂したのが、ニューヨークで開催されたCTイベントでの勝利者インタビュー。
ASP(WSLの前身団体)時代、シーズン半ばにCTサーファーを入れ替えるミッドイヤーローテーションという制度が一時的に取り入れられ、そのシステムに批判的だったボビー。
そしてピー音を入れられないライブ中継の勝利者インタビューで、放送禁止用語のFワードを連発しながらASPを痛烈に批判し、CTを去っていったのです…。
インタビューアーを困惑させたインタビューは、ある意味、サーフィン史に深く刻まれています。
結果論として、後にASPはミッドイヤーローテーションを廃止にしたので、ボビーの言い方はともかく、間違ったことを言ってなかったと言えます。
CTを去ってからすでに8年ほどの月日が経ち、メディア露出やSNS活用などほとんどないものの、今でもフリーサーフ動画が公開されれば注目されるボビー。
サーフィンの実力が本物の上、際立った個性があるからこそ、忘れ去られることのない唯一無二の存在として注目されてしまうのでしょう。
そんなボビーによる最新フリーサーフ動画。相変わらずクールです。