2014年にブラジリアンとして初のワールドチャンピオンに輝いたガブリエル・メディナ「Gabriel Medina」(25歳)。
そのガブリエルが、母親のシモーネ、義父のチャーリーと共に、ホームであるブラジルのマレシアスにオープンしたのがキッズ向けトレーニング施設「Instituto Gabriel Medina」。
同施設のオープンが発表されたのは、2017年1月のことでしたね。
今回の動画は、ガブリエル・メディナのトレーニング施設がマイクロソフトと提携して利用しているテクノロジーが公開されたのでお届けします。
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基本的なサーフレッスンと言えば、実際に波に乗っている様子を撮影してインストラクターが指導するというもの。
具体的な指導内容としては、おそらく体勢作りやライディング中のフットポジション(後ろ足を載せる場所など)がメインでしょう。
ただし、表面的なことは映像から確認することができますが、実際にどれほど体重をかけているのかは傍から見て判断する事はできません。
そこでガブリエルの施設が取り入れているのが、電子端末を内蔵したサーフボードで、同端末はマイクロソフトによるものとのこと。
同端末を使用して測定できる数値は以下の通り。
*GPS:ライディング中のサーファーの正確なロケーションを測定
*プレッシャーパッド:サーフボード上でサーファーが立っている位置とどれほど加重しているのかを測定
*ジャイロスコープ:マニューバ時のサーフボードの角度を測定
現役ワールドチャンピオンによるトレーニング施設ということで、まさに最先端を導入した内容となっていますね。
個人的に、この装置とマシンウェイブのウェイブプールを組み合わせたら、最強のトレーニングになるのではと感じてしまいました。
例えば、ガブリエル本人がまずは各数値を測定し、スクールを受ける生徒はガブリエルと同じセクションでほぼ同じ数値になるように反復練習を繰り返す。
そんな使い方をしてみれば、とてつもなく上達のスピードが速くなるのではないかと想像してしまいますし、私もそんなトレーニングを受けてみたいなと思っちゃいました。