若手CT(チャンピオンシップツアー)サーファーの中でレールゲームではトップレベルのコナー・コフィン「Conner Coffin」(26歳)。
世代的にはエアゲームをレパートリーに入れているサーファーが多い中、フェイス上でのマニューバをコアとしたサーファーです。
今回の動画は、コナー・コフィンによる昨年2019年のバリ島(インドネシア)クラマスでのCTイベント期間におけるフリーサーフィン映像をお届けします。
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「Queen of the Coast」とも呼ばれるカリフォルニアのクラシカルスポット「リンコン」をホームブレイクとするコナー。
ライトポイントのリンコンはオープンフェイスのロングウォールが特徴のブレイクとあり、その波質にあったカーヴィングを得意とします。
コナー本人もリンコンに合わせたサーフィンをしていたらレールゲームが得意になったと言ってましたが、意外にも弟のパーカー・コフィンはレールよりもエアゲームを得意とするので分からないものですね。
そんなコナーによるワールドクラスのハイパフォーマンススポットとして知られるバリ島クラマスでのフリーサーフィン。
クラマスイベントと言えば、過去にジョンジョン・フローレンスが特大アーリーウープをメイクして話題になった通り、エアー、バレル、ターンの全てのマニューバが可能な波。
ですが、コナーはエアー以外のマニューバのみとなるのですが、波をえぐるカーヴィングが強烈過ぎてインパクトが強いです。
エアーが当たり前の時代になったものの、ワールドツアーに長期在籍するサーファーの多くはレールゲームを得意とし、今なおレールがサーフィンにおいて重要であることがコナーという存在を通して分かりますね。
最後に、CTサーファーの中には選手代表が男女共にいて、WSLとしてはCT選手代表は長年に渡ってツアーに在籍してもらえるサーファーの方がやりやすいでしょう。
そんな意図があって選ばれていると思われる選手代表は、メンズは昨年までエースこと、エイドリアン・バッカンで長きに渡って選手代表を務めていました。
しかし、今年2020年には変更となって、新たに任命されたのがコナー。ドンピシャな人選と言えるのではないでしょうか。