サーフシーズン入り直後のアーリーシーズンであった4月、新型コロナウイルスの影響によりサーフィン禁止令が発令されたと言うインドネシアのメンタワイ諸島。
そのメンタワイは現在シーズン真っ只中で、6月20日にサーフィン解禁となったものの、6月にメンタワイを訪れるサーファーはほぼいなかったようです。
となると、メンタワイに残っていたサーファーは貸切セッションを楽しむことに。
今回の記事は、ロックダウン中にメンタワイに残ったサーファーのストーリー、6月に撮影された貸切フリーサーフィン動画をお届けします。
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動画に出演しているのは、カンドゥイリゾートのマネージャーを務めるレイ・ウィルコクセン、そしてコスタリカのプロサーファーのアンソニー・フィリンギン。
撮影地はバンクヴォルツで、驚くことにレイとアンソニーの2人だけの貸切セッションだったそうです。
ここからはアンソニーのストーリーとなり、アンソニーが初めてカンドゥイを訪れたのは昨年のこと。
その時はファンウェイブは当てたものの、希望していたほどのサイズを当てることができなかったのでリベンジを誓い帰国したとか。
それからしばらくの時を経て今年の頭、レイからメールでメンタワイのアーリーシーズンを対象にビデオプロジェクトがあるから参加してくれないかと声が掛かり応じることに。
アンソニーがメンタワイに到着したのは3月17日で、当初は数週間の滞在予定で訪れたものの、世界的にロックダウンへの動きが加速した時期であり、コスタリカに戻るかメンタワイに残るか決める段階となり、メンタワイに残ることを決意。
そして5日後の22日にインドネシア政府は国境封鎖を発表。
それからというもの、メンタワイはサーフィン禁止となっていたはずですが、レイが当局と密に連絡を取った上で、実は少しはサーフしていたそうで、アンソニーは最高にハッピーだったとか。
少しだけサーフしていたというセリフも怪しい気がしますが(笑)。
さて、今回の舞台となっているバンクヴォルツと言うメンタワイのメジャーエリアにて2人だけの貸切サーフィンなんて信じられません。まさにドリームセッションではないでしょうか。
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参照記事「Meet The Guy Who's Surfed Empty Kandui, Bank Vaults, Hideaways, Etc. For The Past Four Months」