CT(チャンピオンシップツアー)イベントの舞台裏を映し出すレッドブルによる人気シリーズとなっている「No Contest」。
今シーズンはWSLイベント全てがキャンセルとなったのですが、WSLカウントダウンが開催となったのでターゲットイベントを変更して公開されました。
今回の動画は、ツイードコーストプロの舞台裏に密着した「No Contest」をお届けします。
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イベント出場サーファーのフリーサーフィン、イベント会場エリアの物価などといったエリア情報など幅広いテーマを扱う同シリーズ。
前半ではジュリアン・ウィルソンに密着。以前はサンシャインコーストがホームでしたが、現在は奥さんの実家があるニューカッスルに引っ越したジュリアン。
興味深い点として、現役バリバリのジュリアンの最も頻繁に使用しているサーフボードモデルは、何とレジェンドであるオッキーのモデルとなる「レイジングブル」。
オッキーはすでに54歳。オッキーモデルは体力の落ちてきたシニア向けのボリュームをもたせたモデルだと思っていたので、極限まで無駄をそぎ落としたボードに乗ってそうなジュリアンが気に入って良く使っていると言うのは意外でした。
その後はトップサーファーによるフリーサーフシーンとなり、続いては「Juraki」と呼ばれるオーストラリア先住民であるアボリジニの血を引くサーファーたちをクローズアップ。
オーストラリアではアボリジニと移住者とのトラブルなどが昔から絶えず、アボリジニは政府からの保証金で昼からパブで酒を飲んでいるといった偏見のイメージが強い方もいると思います。
なのですが、プロサーファーとして大成しているものもいて、元CTサーファーのソリ・ベイリー、フリーサーファーのオーティス・キャリーなどはアボリジニの血を引いています。
続いては、リップカール最新サーチトリップ動画で強烈なインパクトを残したモリー・ピクラムがハイパフォーマンスセンターを訪れます。
ハイパフォーマンスセンターは頭文字をとって「HPC」と訳され、「H」を「エイチ」ではなく「ヘイチ」と発音しているのがオーストラリアらしいです。
動画後半では恒例の物価情報がリストアップされ、アボリジニのシーンで登場した16歳の女の子、ジャラーン・スラブがボードシェイプをしていて、カスタムボードをジャラーンにオーダーしたら600豪ドル(約4.5万円)とのこと。
サーフィン大国ということで、サーフボードの需要が多いからこそ、これほどまでに値段が安くなるのでしょう。