サーフシーズンを終え、これからは波のコンディションが悪くなりがちなサマータイムに突入する南半球のオーストラリア。
ゴールドコースト周辺などエリアによってはサイクロンシーズンに入るので、一概に季節を区切ることもできないのであくまでも大まかな目安なのですが。
ローシーズンのサマータイムと言うことで、その時期に合ったサーフボードが必要になりますよね。
今回の動画は、チリサーフボードが夏用にリリースした最新モデル「BV2」のテストライド映像をお届けします。
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日本も該当しますが、夏になると勢力の強い高気圧に覆われることで低気圧が陸地に接近しづらくなります。
その結果、スウェルが入りづらくなり、夏と言えば小波というコンディションの日が多くなります。
小波である点に加え、夏は陸地の気温が海上よりも上昇するため、海が陸地を冷やそうと吹き込む風がサーフィンには好ましくないオンショアとなります。
つまり、スモールコンディションにオンショアとサーフィンにとって理想とするコンディションの真逆となるので、それでも楽しめるサーフボードモデルが必要となるわけです。
今回のチリがリリースしたモデル「BV2」は、人気モデルであった「Black Vulture」の改良版とのこと。
「Black Vulture」とは日本語で「クロコンドル」や「(比喩的に)がつがつする人」といった意味なので、がつがつ波に乗れるというわけです。
夏モデルということで特徴は、小波でパワーの無いコンディションであっても、スピードが出やすくパフォーマンス性能も高いと言います。
また、サーフボードにはスイートスポットがあり、スイートスポットにしっかり足を乗せると、サーフボード性能を最大限生かすことができます。
逆に言うと、スイートスポットを外したポジションだと性能を持て余すことになるので、BV2ではスイートスポットを踏みやすいように広めに設定しているそうです。
最後に、動画でテストライドしているのはマイカ・マージェソンとコナー・リーとなります。
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参照ページ「CHILLI - BV2」