サーフィン中に発生すると厄介な現象の一つと言えるバックウォッシュ。
なのですが、バックウォッシュを愛し、バックウォッシュに愛されたボディボーダーがオーストラリアにはいるとか。
しかも、そのボディボーダーが愛するバックウォッシュは世界最大規模ではないかと言われるほど強烈なのです。
今回の動画は、オーストラリアで発生するバックウォッシュに乗るボディボーダーの映像をお届けします。
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一般的に波は沖から岸へと移動し、水深が浅くなってくると隆起してブレイクします。
その波のメカニズムとは逆に、岸から沖へと水流が発生し、岸へと向かってくる波と衝突して発生するのがバックウォッシュ。
通常とは異なる水流が発生するということで、地形に大いに影響を受ける現象です。
そのバックウォッシュの中でも、世界最大級の規模のバックウォッシュが発生するのが西オーストラリアのバンバリーに位置するワイアラップロッキーポイント。
このワイアラップロッキーポイントでは、動画を見ると分かるのですが、インサイドに岩場があることからバックウォッシュが発生するとのこと。
このバックウォッシュを愛しているのが、40代後半のハードコアボディボーダーのレイ・クック。
レイはバックウォッシュにヒットして空高くへと飛ばされる様子から、「キャノンボール」というニックネームを付けられているそうです。
ちなみに、一見すると楽しそうな印象も受けますが、バックウォッシュは結構危険です。
予期せぬ向きからパワーがかかるせいか、バックウォッシュにヒットして靭帯を損傷したり骨折する方もいますし。
波のパワー以外にもリスクはあり、ワイアラップロッキーポイントではバックウォッシュが発生する場所は岩場から20メートルの距離で、水深は1.5メートルしかないそうです…。
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