今季はデジタル版開催として、ウイメンズも参加可能となっているトリプルクラウン。
トリプルクラウンに参加するということは会場の一つであるパイプラインでもサーフする必要があり、積極的にウイメンズもチャージしているとか。
そんな中、ウイメンズサーファー同士のバトルが勃発。
今回の記事は、ドロップイン(前乗り)を巡るウイメンズのパイプチャージャーであるモアナ・ジョーンズによるSNS投稿の内容といったニュースをお届けします。
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これまでウイメンズはパイプラインでのイベントが無かったことから、パイプでチャージするサーファーはほぼいませんでした。
しかし、ここ数年はモアナといった若手がチャージするようになり、徐々に状況が変化してきています。
その女性パイプチャージャーとして一目置かれる存在のモアナが、SNSで痛烈な批判をしたのはCTサーファーのタティアナ・ウェストン・ウェブに対して。
モアナがインスタグラムのストーリーに投稿した内容は以下となります。
タティアナはパイプで自分の居場所を築きたいって主張してるの。
そんな彼女が、ローカルガールの前乗りをして、その子がリーフにヒットするような行為をするなんて素晴らしいスタートじゃない。
しっかりと目を開いて、周りを見渡して自分よりディープなポジションにサーファーがいないのか確認してもらいたいものだわ。
笑っちゃうんだけど、彼女は実はしっかりと周りを見渡してボーイズには前乗りしていなかったの。
でもね、私には前乗りしたから、もしかしたら視力が悪くて私の事が見えなかったのかもね。
視力が悪いなら、パイプでサーフしないで。まぁ、前乗りした理由としては良い言い訳だけど。
私がこれほどキレた理由は、私はパイプで前乗りしたことがないから。
だって、パイプはとてつもなく危険だし、私はパイプに入るサーファー全員をリスペクトしているからね。
もう一点、私はパイプでサーフできるって思い込んでる女性サーファーにはうんざりしてるの。
だって、コーチを連れて海に入ってはコーチがブロックして波に乗らせてもらったりと、全く自分の居場所を築いてないし。
あなたがやっていることは、お金を払って波に乗らせてもらってるだけ。
もう少し、リスペクトの意味を学んでほしいわ。
かなり強烈なコメントのように思えますが、実際にパイプラインではサーフィン中に命を落とすサーファーもいるほど危険なブレイク。
パイプに献身することで、ウイメンズとしては誰よりもパイプのリスクを知るモアナだからこそのキツメのアドバイスとも言えるのかもしれません。
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インスタグラム「Moana Jones」