2021年1月18日までの期間で開催となっている今季トリプルクラウンのデジタル版。
従来であれば時間制限のあるコンテストであったトリプルクラウンですが、今季は時間無制限のフリーサーフィンにおいて各会場でのベスト2ライド動画で勝負となっています。
各動画はトリプルクラウンのサイトで公開されると、順にスコアリングが行われると言う流れです。
今回の動画は、先週末時点におけるメンズとウイメンズによるトリプルクラウンのトップ5映像をお届けします。
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トリプルクラウンと言うことで、会場となっているのはハワイのオアフ島ノースショアのハレイワ、サンセットビーチ、パイプラインの3か所。
今回のトップ5は会場別ではなく、単純にスコアベースとなっているのでサーフスポットは入り乱れています。
ハワイのオアフ島ノースショアが舞台ということで、有利なのはノースショアをホームとして育ってきたローカル。
ですが、興味深いことに今回のトップ5では、西オーストラリア州をホームとするメンズとウイメンズのサーファーが名前を連ねています。
メンズはCTルーキーのジャック・ロビンソン、ウイメンズは元CTサーファーの父親を持つブロンテ・マコーレー。
ハワイは島であり、北海道沖合から勢力を強めてきた低気圧のスウェルが押し寄せて、パワフルな波がブレイクするエリア。
西オーストラリアはアフリカ大陸を離れインド洋で勢力を強めた低気圧のスウェルが爆発するエリア。
つまり、どちらも似たような環境であることから、西オーストラリアのサーファーはハワイの波に対応しやすいのかと思います。
実際にジャックは以前、西オーストラリアで育ったからパイプラインの波とかそれほどヘビーに感じなかったと口にしていましたし。