完全に同じ波は2度と来ることのない海でのサーフィン。
その一方、全く同一の波を発生させることから、海では不可能であった反復練習を可能にしたゲームチェンジャーのウェイブプール。
そのウェイブプールを舞台に、アメリカン人プロサーファーがエアリアル対決をすることに。
今回の動画は、米国テキサス州ウェーコに位置するBSRサーフリゾートでのエアリアル映像をお届けします。
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アメリカンウェイブマシン社の造波装置「パーフェクトスウェル」を搭載したウェイブプール「BSRサーフリゾート」。
同ウェイブプールの最大の特徴となっているのがエアセクションで、2019年まではスタブハイと呼ばれるエアショーの会場でした。
そのBSRサーフリゾートにて、エアー勝負をすることになったのはエヴァン・ガイゼルマンとケヴィン・シュルツの二人。
エアセクションが無ければ勝負すらできないので、海では不可能なフォーマットを実現したと言えますね。
勝負としては、スピンやグラブの様々なバリエーションに二人がトライしていきます。
ラストではなんと、ケヴィンがバックサイドコーク(マックツイストと呼ばれる場合が多いです)にトライ。
どのようなバリエーションかと言うと、バックサイドでの縦360度、横540度の回転となります。
マックツイストに関しては、アルビー・レイヤーが世界初メイク後、マイキー・ライトやヤゴ・ドラなんかもメイクしています。
さて、少し気になるのが寒さに強いアメリカ人サーファーがガッツリとウエットスーツを着込み、フードまで着用している点。
ウェーコの月間平均気温を調べると、年間で最も寒い1月の最高が14度で最低が1度とのこと。
モダンウェイブプールは屋外施設がメインなので寒さが弱点でもありますが、オフショアやエアウインドと異なる風向きを楽しむことができるので、屋外と室内のどちらがベターなのかは甲乙つけ難いですね。