Photo: WSL / TIM HAIN

ケリー・スレーターが怪我によりシドニー行きのWSLチャーター機に搭乗しなかったことから、急遽1枠空くことになったオーストラリアンレグ初戦のニューカッスルカップ。

誰がその枠を獲得する事になるのか気になっていたのですが、ついに発表となりました。

そのサーファーとはカリフォルニアのクロスビー・コラピント「Crosby Colapinto」(19歳)。

今回の記事は、クロスビー・コラピントがニューカッスルカップのワイルドカードに選ばれたニュースをお届けします。


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むちゃくちゃ意外な人選と感じた今回のWSLによる発表。

と言うのも、オーストラリア入りするだけでも簡単ではない現状を考えると、オーストラリア人サーファーが選ばれると思っていたためです。

CTレベルで戦えるオージーサーファーは相当数いますし。

にも関わらず、ワイルドカードに選出されたのは、兄のグリフィン・コラピントのサポート役としてオーストラリア入りしたクロスビーでした。

クロスビーに白羽の矢が立った理由としては、イベントのタイトルスポンサーがクロスビーのメインスポンサーであるリップカールであるため。

そのため、形式上はスポンサー枠のワイルドカードだそうです。

ちなみに、クロスビーにワイルドカード付与が伝えられたのはオーストラリア入り後とのこと。

今回のワイルドカード発表に伴うクロスビーのコメントは以下となります。

今回のオーストラリア入りは兄のサポートクルーであり、間近でコンテストを見て雰囲気になれるための機会って考えていたから意外だった。

これまでにサーフランチとポルトガルでのCTイベントに出場して、当時は自分が若くてサーフィンが成熟していなかったから、今回の機会にとてもエキサイトしてるよ。

今季のハワイにしろ、その前に訪れたインドネシアにしろ自信が付くトリップになったから。

長期に渡ってホームを離れることで、自分のサーフィンが相当洗練されてきているって感じるんだ。

クロスビーと言えば、数年前まではレールゲームを得意とするパワーサーファーでしたが、ここ2年ほどで急速にエアゲームとビッグバレルがスキルアップし、オールラウンドなサーファーへと成長。

動画を見るだけで明確に成長していることが分かるサーファーは少なく、注目株の一人と言える存在なので活躍が期待できます。

10代のサーファーでありながら、今回で3度目のCTイベント出場となるので、どのような番狂わせを発生させることになるのか楽しみですね。

最後に、新たに発表されたニューカッスルカップのヒート表は以下となります。

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