現在のインドネシアにおいてコンペティションシーンでトップの和井田理央「Rio Waida」(21歳)。
バリ島をホームとするインドネシアと日本のハーフサーファーですね。
そんな和井田のハイライトリールと題した動画を、バリ島の波動画を提供しているSOBが公開。
今回の動画は、インドネシアで撮影された和井田理央によるフリーサーフィン映像をお届けします。
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現在世界的に注目を集めている和井田。そのきっかけとなったのは、WSLの「Getting Heated」というコンテンツにあります。
同コンテンツでの質問で「CTに在籍していないサーファーで世界ベストは?」という質問に対し、元CTサーファーで現在はジョンジョン・フローレンスのコーチを務めるロス・ウィリアムスが和井田の名前を挙げたのです。
私も当サイトでこれまでに和井田はインドネシア初のCTサーファーになれる可能性を秘めた逸材と記していて、その理由は若くしてCTサーファーレベルのターンができるため。
サーフィンの主なマニューバは、ターン、バレル、エアリアルの3つで、バレルとエアリアルはコンディションが許さないと難しい一方、ターンはどんなコンディションでも可能なためです。
インドネシアからはこれまでにも世界にトライしたサーファーはいたものの、エアリアルといったパント系が特徴で、ターンが際立ったサーファーはいなかったように思えます。
そのため、アジア人サーファーとしてはニューブリードといった感じで、期待できる存在なのです。
なのですが、これまでにフル参戦したQSの最高位は2017年のQSランク96位と厳しい結果。
このレベルのサーファーになれば、メンタル面のコーチが付けば一気に開花しそうな気がしますがどうでしょうか。
何はともあれ、今後の活躍を楽しみにしたいサーファーの一人なので注目して見て下さい。