主に人間のパドルスピードでは乗れないほどのビッグウェイブに乗る時に利用するジェットスキー。
圧倒的な機動力であることから頼りになるのですが、完全に機械頼りになるとリスキーな局面に置かれることも。
と言うのも、機械という事で故障などのリスクもあるためです。
今回の記事は、ジェットスキーの故障で危機に直面したビッグウェイブサーファーのキップ・キャディ「Kipp Caddy」(23歳)のストーリーをお届けします。
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キップが危機に見舞われたのは、かつてはレッドブルの最恐ビッグウェイブイベント会場であったシドニー(オーストラリア)のケープフィア。
ミュータントウェイブで知られるケープフィアで新品のジェットスキーを下ろしたのですが、故障により大破することに。
キップによるSNS投稿は以下となります。
今回の事故発生について、キップがスタブ誌に語った状況は以下となります。
ジェットスキーのギアがバックから動かせなくなったから、ドライブに戻すことができなくなったんだ。
そしてドリフトし始めて、セットが接近してきたからジェットスキーを置いて逃げるしかなかった。
機械という事で常に故障のリスクはあり、万能ではないからこそビッグウェイブのトウインサーフではジェットスキードライバーをビッグウェイブサーファーが務めるのです。
トレーニングしていない一般人がドライバーを務め、ビッグウェイブ接近時に故障したら簡単に命を落としてしまうので。
それにしても、新品のジェットスキーが岩場に叩き付けられている時に成す術もなく見守るだけだったと言うキップ。
かなりショッキングな出来事ではあったものの、その後は海へと入り、以下のバレルをゲットしたということで、少なからずショックは軽減されたのではないでしょうか。