サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
現在はアーリーシーズンと言える5月なので、サーファーの舞台はすっかりと西向き沿岸へと変わっています。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2021年5月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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4月からサーフシーズンとなる乾季へと季節が移り変わったインドネシア。
雨季の南西風に対し、乾季の季節風は北東風なので、風向きが合う西向き沿岸がメインとなる時期です。
そのため、バリ島を代表するウルワツやパダンパダンを有するブキット半島西部のシーズンになりました。
ですが、季節風がオンショアとなるクラマスの映像も含まれているので疑問に思う方もいるかと思います。
基本的にインドネシアでは朝一は風が止まっているので、季節風がオンショアのエリアであっても朝一は風の影響がなくサーフ可能になります。
季節風が吹き始めるタイミングはエリアによりけりで、午前8時前から吹き始めるエリアもあれば、9~10時頃から吹き始めるエリアもあったりといった感じです。
今回の動画で興味深かったのは、バリ島を代表するレフトハンダーのパダンパダンが使える日があったという点。
パダンパダンはリップカールによるビッグバレルイベントがピークシーズンに開催されたりするほどスペシャルなサーフスポット。
ただし、パダンパダンは簡単に使えるコンディションになるブレイクではないので、パダンが使えたということはこれからピークシーズンに向かっていくと感じられますね。