Photo: WSL / Morris SOCIAL

現地時間2021年6月18日(カリフォルニア)、CT第6戦「Jeep Surf Ranch Pro presented by Adobe」が開幕。

イベント初日となる本日は、メンズとウイメンズのQR(クオリファイングラウンド)の一部が開催されました。

今回の記事は、サーフランチプロのイベントレポートや動画といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

ウェイブプール開催というCTイベントの中でも唯一となる特殊なコンテストのサーフランチプロ。

波運に左右される海でのサーフィンとは違い、全く同じ波に乗って競うという事で完全に実力勝負となり、過去2回の同イベント結果は、2回共に優勝がガブリエル・メディナ、準優勝がフィリペ・トレドとなっています。

さて、イベントのフォーマットですが、大枠としては直近開催の2019年と似ているので下記リンク先からフォーマットをチェックして見て下さい。

ただし多少の変化があり、2019年はQRの次はファイナルでしたが、今年はセミファイナルを挟むようになりました。

セミファイナル進出者は前回までのファイナル進出者と同じ人数となるメンズ8名、ウイメンズ4名。

最終ラウンドとなるファイナルは、メンズとウイメンズ共に2名ずつの進出となります。

ここからは本日の話に戻し、本日開催したのはラウンド1に当たるQRで、メンズは6ヒート(24名)ウイメンズは2ヒート途中(6名)がライトとレフトを2本ずつ乗りました。

メンズのリーダーボードで現在トップに立っているのは、予想通りと言えるフィリペ・トレドで、エアリアルを2本入れるライディングで、ライトとレフトの両方で9ポイント弱のスコアを揃えました。

2位に付けたのは、2018年の同イベントにて3位と言う結果を残している五十嵐カノア。

着実にライトとレフトの両方で7ポイント台を揃えたカノアは、まだQRのボーナスランが残っているもののセミファイナル進出は確実と言えるでしょう。

サーフランチのオーナーであり今イベントからツアー復帰となる11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターは6位に付け、順調な滑り出しとなっています。

ウェイブプールではハイパフォーマンスとなるエアリアルをどれだけ入れてくるのかがカギとなり、エアリアルに強いことから注目されているのはヤゴ・ドラ。

そのヤゴは、本日のリーダーボードでは3位であるものの、フロントサイドとなるレフトでは8.50のハイスコアをマークしています。

このイベントではハイスコアを出すにはエアリアルの2回メイクはスタンダードで、さらなる高いスコアを出すには3本メイクが必要と異次元レベルです。

ウイメンズサイドでリーダーボードトップに立ったのは、現CTランク3位のタティアナ・ウェストン・ウェブ。

タティアナは得意のフロントサイドとなるレフトで、本日のシングルハイエストスコアとなる8ポイントをマーク。

ちなみに、本日のウイメンズでエクセレントレンジとなる8ポイント以上のスコアをマークしたのはタティアナのみです。

イベント初日の結果

メンズ

ウイメンズ

イベント初日のフル動画

ポストショー

まとめ

日本とカリフォルニアの時差は16時間で、日本が16時間進んでいます。

ライブ中継がスタートする現地時間の午前7時半は、日本時間では午後11時半となります。

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