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ジョンジョン・フローレンス Photo: WSL

現地時間4月9日(オーストラリア)、西オーストラリアのマーガレットリバーを舞台にしたCT第2戦となる「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ(Drug Aware Margaret River Pro)」が終了。

メイン会場であるマーガレットリバーのメインブレイク(サーファーズポイント)にて開催された本日の最終日は、圧倒的な強さを見せたジョンジョン・フローレンスの優勝で幕を閉じました。

今回の記事は、マーギーズプロ最終日となった本日のイベントレポートや動画などをお届けします。


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マーギーズプロのレポート

クオーターファイナルからスタートした本日。運営サイドはザ・ボックスでの開催を狙っていて、潮回りがザ・ボックス向けの満潮となるセミファイナル辺りにメインブレイクからの移動も示唆していたものの、最終的にはメインブレイクに終始しました。

本日はハプニングとして、フィリペ・トレドとコロヘ・アンディーノのヒート中、鮭の群れがラインナップに出没してヒートが一時中断となりました。

「魚の群れが近くに来たら海から上がれ!」と昔から言われますが、その理由はより大きな魚、つまりはサメが群れを追いかけてくる可能性があるためです…。

幸い、ウォーターパトロールによって大型のサメはいないとの確認ができたため、コンテストは続行となりました。

ジョンジョン・フローレンス Photo: WSL

さて、ヒートに話を戻すと、メインブレイクはカーヴィングに最高なコンディションとなり、コンディションが良ければサーファーの実力差がはっきりと見えてきます。

そんな中、圧倒的なターンを見せたのがジョンジョン。4日目レポートでも触れましたが、ジョンジョンはコンテストにおける最強の武器を手に入れましたね。

ファイナルではコロヘ・アンディーノを相手に、コンボ(コンビネーション:対戦相手がパーフェクト10を出しても逆転できないスコア差)に追い込んでの優勝でした。

ジョンジョンはエアー勝負も強いので、複数回のワールドタイトル獲得も当然のように達成しそうな風格が漂っています。ジョンジョン特集と言える本日マークされた9ポイント台の全ライディング映像をチェックして下さい。

*ジョンジョン・フローレンスの9.27@クオーターファイナル

*コロヘ・アンディーノの9.17@クオーターファイナル

*コロヘ・アンディーノの9.6@クオーターファイナル

*ジョンジョン・フローレンスの9.37@セミファイナル

*ジョンジョン・フローレンスの9.90@セミファイナル

*ジョンジョン・フローレンスの9.63@ファイナル

*ジョンジョン・フローレンスの9.40@ファイナル

本日のヒート結果

ハイライト動画

ワールドツアーランキング

今回の結果を受けて、CT第2戦を終えた時点におけるメンズのワールドツアーランキングのトップ10は以下の通りとなりました。


全ランキングはこちら

まとめ

ワールドツアーは長期戦なので、現在のツアーランキングから今季ワールドタイトルを占うのは無理がありますが、ジョンジョンが強いですね。

他のワールドツアーサーファーと比べても、頭一つ抜き出たようなライディングが印象的なので、今後のツアーイベントも波のコンディションが良ければジョンジョン優勢ではないでしょうか。

次なるワールドツアーイベント会場は、ビクトリア州のベルズビーチ。ウェイティングピリオドは、4月12~24日に設定されています。

*イベント詳細については公式サイトからチェック

公式サイト/メンズ「Drug Aware Margaret River Pro

公式サイト/ウイメンズ「Drug Aware Margaret River Pro

*2017年マーギーズプロ関連の過去記事