サーファーにとって海における最大の脅威の一つとして挙げられるサメの存在。
特に危険なのが、500種類ほど存在するサメの中でも人食いザメと言われるホホジロザメ、イタチザメ、オオメジロザメの3種類。
とは言うものの、実際にサメが接近した時に上記3種類なのか即座に判断することは難しいので、どんな種類のサメであっても恐ろしいのですが…。
今回の動画は、そんな恐ろしい体験をしたオーストラリアのサーファーが撮影した映像をお届けします。
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サメに狙われるという恐ろしい事故が起こったのはオーストラリアのVIC(ビクトリア)州ガナマッタビーチ。
サメに狙われたロジャー・エシッグは、ヘルメットに360度カメラを装着し、サーフマットに乗って海に入っていたそうです。
すると、明らかにサメが自分に向かってくる様子を目撃することに。
ここで気になる点は、なぜサメがロジャーをターゲットにしたのか!?
ロジャー本人の考えによると、ロジャーが装着していた先端が青色のフィン(足ひれ)に向かって泳いできたように見えたとのこと。
また、サメには微弱な電流を感知するロレンチーニ器官があり、カメラの電流に反応した可能性もあり得るとのこと。
理由としては、カメラの電源を入れてからサメが接近してくるまでわずか数秒の出来事だったからと言います。
個人的に興味深いのは、サメは視力が悪いと言われているにもかかわらず、フィンに反応した可能性があると言う点。
一見矛盾した話のように聞こえますが、ミック・ファニングがJベイでシャークアタックに遭った後、サーフボードのボトム面のスプレーの色を変えています。
当時、ミックのスプレーは黄色で、英語では「Yum Yum Yellow」と言ってサメから見ると美味しそうに見える色とのことでした。
何はともあれ、ロジャーは無事に難を逃れたそうですが、もしも私が同じ目に遭ったらトラウマになってしまいそうな気がします…。