オーストラリアで昨年8月にスタートしたサーフィンをテーマにしたテレビ番組「Rivals(ライバルズ)」。
同番組は、かつてライバルであった元CTサーファーたちを集めてオンラインコンテストを行うと言った内容でした。
そして今年のライバルズはウイメンズが出演するシリーズ2として帰って来ることに。
今回の動画は、ケイト・ウィルカムズ(Kate Wilcomes)をフィーチャーしたライバルズのシリーズ2エピソード3が公開されたのでお届けします。
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ツアーサーファーであった90年代後期から2000年初期までは旧姓のスキャラットから、「スキャザ」というニックネームで呼ばれていたケイト。
小波に弱い一方、ヘビーウォーターには滅法強く、ハワイの波を得意としたり、優勝経験のあるCTイベントはチョープー開催とハードコアタイプだったようです。
まるで現在で言えば、ジェレミー・フローレスのような存在ですね。
また、ガールズサーフィンブームの火付け役となった2002年公開映画「ブルークラッシュ」ではスタントマンを務めた事でも知られています。
そんなケイトもツアーを引退してからすでに長い時期を経ていて、現在はと言うとサーフィンオーストラリアでハイパフォーマンスディレクターを務めているそうです。
サーフィンオーストラリアはオリンピック選手を管轄している団体でもあることから、東京五輪の際はチームスタッフとして来日していたとのこと。
今なおガッツリとサーフィン業界に身を置いているものの、意外なことに生活拠点となっているのは海沿いではなく内陸のグラフトン。
そしてサーフィンするならば訪れるホームブレイクがヤンバとのことで、ケイトがライバルズのヒート会場に選んだのがヤンバ。
さて、今回のウイメンズ版となるライバルズの面白い点は、メンズの場合はツアー引退からさほど時を経ていないサーファーの出演者がメインでした。
ですが、今回はツアーを離れて10年以上のサーファーが大半なので、元トップサーファーの現状を知れるというのは興味深いと言えますね。