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ディラン・グレイヴスをホスト役としたヴァンズの人気シリーズ動画「Weird Waves」。

同シリーズのスピンオフとも言えるシリーズ動画となるのが「Breaking Waves」。

こちらの作品は、サーフシーンにおいてタブーといった感じで話題に上げづらいテーマを敢えて取り上げる内容となります。

今回の動画は、「Breaking Waves(ブレイキングウェイブス)」の人種差別をトピックにしたエピソード2をお届けします。


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テーマを見て私が予想した内容は、黒人差別にフォーカスを当てていると思ったのですが、半分正解で半分間違いといった良い意味で予想を裏切ってくれる内容でした。

黒人問題も取り上げられてはいるのですが、近年の問題として私たちも目の当たりにしていたのはブラジリアンサーファー問題。

サーフシーンにおいて、コンテストシーンではもちろんのこと、一般サーファーレベルでもブラジリアンは白い目で見られていましたね。

インドネシアなんかに行っても、ブラジリアンサーファーは派手なパーティーでうるさいやら、ガツガツ波に乗るなどといった声はよく聞きましたし。

サーフメディアでの扱いに関しては、ブラジリアンサーファーが活躍してもクローズアップされることは明らかに少なかったです。

そんな中、2014年にガブリエル・メディナがブラジリアン初のワールドチャンピオンになると一気に状況が変わることに。

動画にも出てきますが、フィリペ・トレドがJベイで2発のアーリーウープをメイクしたことでトラディッショナルを良い意味で壊す偉業もありましたね。

Jベイは基本的にオフショアでイベント開催となり、オフショアはエアリアルにとって不利な風向きなので、これまではレールゲームとバレル勝負が当たり前でした。

なのですが、そんな常識を超え、新たな可能性を広げたということでフィリペのJベイでのエアーが圧巻だったというわけです。

さて、日本は移民の国ではないので、日常において人種差別という問題自体に触れることが少ないので、非常に興味深いテーマではないでしょうか。

ブレイキングウェイブスの過去記事

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