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Image: WSL

先日ハワイ時間の2021年12月6日に終了したCS(チャレンジャーシリーズ)最終戦のハレイワチャレンジャー。

同イベントの終了に伴うランキング決定により、来シーズンとなる2022年シーズンのサーフィンのワールドツアーに参加する、CT(チャンピオンシップツアー)サーファーが確定となりました。

当ブログを定期的にチェックしてくれる方はすでにご存じだと思いますが。

今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表した2022年CTサーファーに関するプレスリリースといったニュースをお届けします。


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まずはいきなりですが、2022年CTサーファーは以下となります。

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Image: WSL

ここからはブレイクダウンとなる2021年のCTクオリファイの要件などに触れていきます。

メンズは以下となります。

*2021年CTランクのトップ20

*2021年CSランクのトップ12

*WSLワイルドカード2名

前年となる2019年(2020年はツアーキャンセルのため)と比較すると、CTランクのトップ22がトップ20と2名減った分、CSランク(以前はQSランク)からトップ10がトップ12に増え、WSLワイルドカードの2名は変化なし。

上記が正式なCTサーファーで34名となり、各イベントにはワイルドカード2名が選出されるので、CTイベントは36名での開催となります。

続いてはウイメンズとなります。

*2021年CTランクのトップ9

*2021年CSランクのトップ6

*WSLワイルドカード2名

前年となる2019年と比較すると、CTランクのトップ10がトップ9と1名減り、CSランク(以前はQSランク)のトップ6は変化なしで、WSLワイルドカードが1名から2名に増加。

上記が正式なCTサーファーで17名となり、各イベントにはワイルドカード1名が選出されるので、CTイベントは18名での開催となります。

ここからはCTやCSなどどの階層からクオリファイしたのか紹介していきます。

まずはメンズCTサーファーからで、ランキング順となります。

CTランキング

ガブリエル・メディナ(ブラジル)
フィリペ・トレド(ブラジル)
イタロ・フェレイラ(ブラジル)
コナー・コフィン(アメリカ)
モーガン・シビリック(オーストラリア)
グリフィン・コラピント(アメリカ)
ジョーディ・スミス(南アフリカ)
五十嵐カノア(日本)
ヤゴ・ドラ(ブラジル)
フレデリコ・モライス(ポルトガル)
ジョンジョン・フローレンス(ハワイ)
ジャック・ロビンソン(オーストラリア)
レオナルド・フィオラヴァンティ(イタリア)
デイヴィッド・シルヴァ(ブラジル)
ライアン・カリナン(オーストラリア)
イーサン・ユーイング(オーストラリア)
ケリー・スレーター(アメリカ)
ジャドソン・アンドレ(ブラジル)
ミゲル・プポ(ブラジル)
セス・モニーツ(ハワイ)

CSランキング

イズキール・ラウ(ハワイ)
リアム・オブライエン(オーストラリア)
コナー・オレアリー(オーストラリア)
ジェイク・マーシャル(アメリカ)
カラム・ロブソン(オーストラリア)
サミュエル・プポ(ブラジル)
ナット・ヤング(アメリカ)
イマイカラニ・デヴォルト(ハワイ)
ルッカ・メシナス(ペルー)
ジョアン・チアンカ(ブラジル)
ジャクソン・ベイカー(オーストラリア)
カルロス・ムニョス(コスタリカ)

WSLワイルドカード

コロヘ・アンディーノ(アメリカ)
オーウェン・ライト(オーストラリア)

WSLリプレイスメント

マシュー・マギリヴレー(南アフリカ)

国別CTサーファー数(WSLリプレイスメントは除く)

オーストラリア:9名
ブラジル:9名
アメリカ:6名
ハワイ:4名
南アフリカ:1名
日本:1名
イタリア:1名
コスタリカ:1名
ポルトガル:1名
ペルー:1名

続いてはウイメンズCTサーファーとなります。

CTランキング

カリッサ・ムーア(ハワイ)
タティアナ・ウェストン・ウェブ(ブラジル)
サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)
ジョアン・デフェイ(フランス)
ステファニー・ギルモア(オーストラリア)
キャロリン・マークス(アメリカ)
タイラー・ライト(オーストラリア)
イザベラ・ニコルス(オーストラリア)
コートニー・コンローグ(アメリカ)

CSランキング

ガブリエラ・ブライアン(ハワイ)
ブリッサ・ヘネシー(コスタリカ)
ベティルー・サクラ・ジョンソン(ハワイ)
ケイトリン・シマーズ(アメリカ)
インディア・ロビンソン(オーストラリア)
ルアナ・シルヴァ(ハワイ)

WSLワイルドカード

レイキー・ピーターソン(アメリカ)
マリア・マニュエル(ハワイ)

WSLリプレイスメント

ブロンテ・マコーレー(オーストラリア)

国別CTサーファー数(WSLリプレイスメントは除く)

オーストラリア:5名
ハワイ:5名
アメリカ:4名
ブラジル:1名
フランス:1名
コスタリカ:1名

メンズではここ数年CTを席巻していた国別サーファー数でオーストラリアがブラジルに追いつき、ウイメンズはハワイアンが台頭してきた印象ではないでしょうか。

2022年シーズンは、ウイメンズのパイプイベントやチョープーイベントが開催されたり、ミッドシーズンカットと言ってシーズン中盤となるオージーレグ終了時、各CTイベントの出場者数がメンズは36⇒24名、ウイメンズは18⇒12名にカットされるといった試みが行われます。

2022年シーズンCT初戦となるのはビラボンプロパイプラインで、ウェイティングピリオドのスタートは2022年1月29日。

来シーズンはどのようなドラマが繰り広げられるのか楽しみにしたい所です。

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公式サイト「WSL