2022年CTイベント初戦となるビラボンプロパイプのウェイティングピリオド初日の2日前、突如として発表されたWSLによる短いプレスリリース。
ざっと目を通すと、7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモア「Stephanie Gilmore」(34歳)が1月31日にならないとコンテストに参加できないとのこと。
理由としては、WSLが定めた新型コロナウイルスに関するプロトコルにあるとか。
今回の記事は、ステファニー・ギルモアとコロナプロトコルに関する内容、そしてビラボンパイププロの波予報に関するニュースをお届けします。
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WSLによる発表は以下となります。
Stephanie Gilmore has entered the WSL’s COVID protocols ahead of the Billabong Pro Pipeline. Based on the league’s protocols, Gilmore is expected to be cleared by January 31. The health of athletes, staff, fans and the communities where we compete, remains the WSL’s top priority.
— World Surf League (@wsl) January 28, 2022
ビラボンプロパイプの開催に先立ち、ステファニー・ギルモアはWSLの新型コロナウイルスのプロトコルに参加することになりました。
同プロトコルに基づき、ステファニーが隔離を終えるのは月曜日の1月31日の予定。
アスリート、スタッフ、ファン、イベント会場のローカルコミュニティの健康を守ることが、WSLにとって第一優先となります。
内容的には、実際にステフが新型コロナに感染してしまったのかどうかについては触れられていないので、実験的な試みなのかもしれません。
現在のハワイ州でコロナテストで陽性の場合、求められる隔離日数は24時間×5となりますが、ステフの場合は27~31日の4日間なのでテストの可能性が高いように思えます。
ステフは随分前からすでにハワイ入りしていて、ローラ・エネヴァーが一緒に遊んでいる様子などをSNSに投稿していますし。
なんにせよ、気になってしまうのがビラボンプロパイプが1月29日からスタートになるので、ステフが出場できるのかどうか。
31日に自由の身になるとして、29日と30日にウイメンズのラウンド2まで終えてしまえば、ステフに出場チャンスがないためです。
WSLのプロトコルにステフが協力しているだけであれば、31日までウイメンズラウンドを開催しないと思いますが、果たして波予報は!?
1月29日はフェイスで8~12フィートのオフショアで、ダブルオーバーヘッド超の炸裂コンディションとなるのでメンズ開催となることでしょう。
翌30日は前日のスウェルが6~8フィートまでサイズダウンするものの風はオフショアと、おそらくウイメンズにとって良さそうなコンディションになりそうです。
波予報通りとなり私が運営サイドならば、30日は朝一でウイメンズのラウンド1⇒メンズのラウンド2⇒ウイメンズのラウンド2の進行が理想でしょうし。
ただし、この進行になればステフは出場できなくなるので、30日にウイメンズのラウンド1のみ開催、もしくは30日にウイメンズの開催無しとなるのか進行に注目です。
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公式サイト「WSL」