現地時間2022年3月4日(ポルトガル)、ペニシェを舞台としたCT第3戦「MEO Pro Portugal」が開催。
イベント2日目となった本日は、メンズのラウンド1ヒート5~ラウンド2まで開催となりました。
今回の記事は、MEOプロのイベントレポート、本日の結果や今後のヒート表、動画、今後の波予報といったイベント情報に関するニュースをお届けします。
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メンズイベントレポート
ラウンド1ヒート5からスタートとなった本日。
ヒート6終了後に少し潮が動いてコンディションが改善するのを待つため、イベントはオンホールドになったものの、その後は無事に再開。
良い意味で波予報を裏切り、バレルがブレイクするコンディションでの開催となりました。
WSLによる波のサイズは8~10フィートで、激流のリップカレントや危険極まりないセクションなどある中、圧倒的な強さを見せたのはジョンジョン・フローレンス。
ロースコアが目立つヒートも少なくなかった本日、ジョンジョンはエクセレントレンジとなる9.07と8.50をマーク。
本日のトータルハイエストスコアとシングルハイエストスコアをマークし、ラウンドアップを果たしました。
オンホールドになってくれてハッピーだよ。僕らのヒートの間でさえも波のコンディションは良くなっていったんだから。
風がかなり厄介で、常にエアドロップして波に乗ってる感じだったけど、それでもかなりファンだったね。
ラウンド1では3位敗退となっていたことから、ラウンド2での結果が気になっていたのがケリー・スレーター。
サンセットではラウンド3敗退と言う結果に終わっていたので、負のリズムを断ち切れるか気になっていたファンも多かったでしょう。
結果的には、経験値を生かしてトリッキーなコンディションでもスコアポテンシャルのある波を見つけ、他の対戦相手に大差を付けラウンド2は無事に1位通過を決めています。
個人的に注目しているのは、正規のCTサーファーではないもののCTランクトップでイエロージャージ着用のバロン・マミヤ。
勢いこのままに今季のワールドチャンピオンに輝いたら、これ以上のストーリーはないのではと考えてしまいます。
そんなバロンは、イーサン・ユーイングとデイヴィッド・シルヴァと対戦し、僅差でイーサンに敗れはしたものの2位通過でラウンド3進出を決定。
次なるラウンド3での対戦相手は経験豊富なジョーディ・スミスなので、こちらのマッチアップは必見ですね。
ラウンド2で敗れイベント敗退となったのは、デイヴィッド・シルヴァ、ワイルドカードのアフォンソ・アンチューンズ、リプレイスメントのヴァスコ・リベイロとマシュー・マギリヴレーの4名となりました。
本日の結果
今後のヒート表
ハイライト動画
ポストショー
波予報
今後の波予報ですが、4日にピークに達したスウェルが5日も残り、風はオンショア寄りではあるものの弱まる見込みとなっています。
6日になるとさらにサイズダウンは進むものの、午前中の風向きは弱いオフショアに回る予報。
その先はしばらく厳しいコンディションが続く予報となっているので、おそらく5日にメンズラウンドを開催し、6日にウイメンズラウンド開催と言う動きになるのではと予想しています。
まとめ
日本とポルトガルの時差は9時間で、日本の方が9時間進んでいます。
ファーストコールが行われる現地時間の午前7時20分は、日本時間の午後4時20分となります。
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メンズサイト「MEO Pro Portugal」
ウイメンズサイト「MEO Pro Portugal」