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2004年12月26日にインドネシアのスマトラ島バンダアチェ沖合を震源として発生したスマトラ島沖地震。

地震の規模としては、日本で2011年に発生した東日本大震災と同規模に並ぶ世界3位。

各地での死者は計22万人に及ぶという事で、どれほど甚大な被害をもたらした震災であったのか容易に想像が付きます。

今回の動画は、スマトラ島沖地震の発生半年前に撮影されたバンダアチェでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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サーフィン史においても非常に貴重な映像と言える今回の動画。

と言うのも、同地震は大きく地形を変える事となったので、震災によりサーフィン不可になったブレイクなどもあるためです。

動画でフィーチャーされているサーファーは、ラスタことデイヴ・ラストヴィッチと共にフリーサーファーの走りと言われるブレンデン”マーゴ”マージェソン。

現在台頭してきているマイカ・マージェソンの父親ですね。

そんなマーゴ本人によるコメントは以下の通り。

2004年のバンダアチェで発生した地震の6カ月前にボートトリップしたんだ。

地震でサーフスポットが変わってしまったり消滅してしまう前に、あのエリアでサーフできたのはラッキーだった。

動画でフィーチャーされているアズーレなんかも、震災の影響を受けたブレイクの一つ。

バンダアチェを訪れたのはバリ・ストリックランド作品「Freeway」の撮影のためで、かなりの映像を撮り溜めたから未使用動画が山ほどあって、そんな動画の一部なんだ。

あれから時代が流れ、ビデオカメラはテープからデジタルの時代に移り変わり、バリも私もそれぞれの新たな人生を歩んできた。

あのトリップは私の人生の中でもベストトリップの一つで、旅を共にしたサーファーはラスタとディラン・ロングボトム。

あれから18年の月日を経て、バリと長らく振りに繋がることになり、丁寧に保管してくれていたテープを受け取ることになったんだ。

ちなみに、動画の編集はマーゴと同じくオージーフリーサーファーという道を踏襲しているディオン・アジアスが行ったそうです。