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現CT(チャンピオンシップツアー)ランク4位のフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(26歳)。

現在開催中となっているリップカールプロベルズビーチを終えれば、CTランクトップに躍り出てくる可能性があるサーファーです。

現時点において、早期敗退を喫した五十嵐カノアのトータルポイントを上回った唯一のCTサーファーですから。

今回の動画は、フィリペ・トレドによるハワイのオアフ島ノースショアでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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ハワイに弱いと言われ、特にパイプラインのビッグバレルは得意ではないと言われているフィリペ。

フィリペ本人も自覚があるようで、以前には「パイプで長時間費やすほど献身してないから」と口にしています。

そんなフィリペにとって今季ツアー序盤となったハワイでのCTイベント結果は、パイプラインとサンセットの両方でラウンド4敗退となる9位。

そしてハワイアンレグを終え、ヨーロッパのポルトガルへ舞台を移したCT第3戦では準優勝を果たし、ランキングを4位まで上げてきました。

基本的にワールドツアーは長期戦である事からマラソンに例えられることが多く、得意不得意で浮き沈みはあって然るべきでしょう。

重要なのは得意な会場でしっかりと結果を残すことであり、そうすれば自ずとワールドタイトルへの道が見えてくるのかと思います。

特に昨年から最終決戦はWSLファイナルという舞台で行われ、昨季に続き今季も会場はローワーズとフィリペにとって大得意な会場。

そして今季は、昨季のWSLファイナルのタイトルマッチで敗れたガブリエル・メディナがいないので、フィリペにとってワールドタイトル獲得のチャンスが大きくなったと言えます。

ただただ、ワールドツアーはマラソンで、現在はまだ前半戦ということで、今後の推移を楽しみにしたい所です。

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