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今季サーフランチプロでついに優勝を果たしたブラジリアンのフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(26歳)。

過去2回の同イベントでは、2年連続でガブリエル・メディナに敗れての準優勝だったので、念願叶っての優勝となりました。

そんなフィリペのサーフランチプロと言えば、過去にも見せているスイッチスタンスが注目を集め、今年もスイッチスタンスを見せてくれました。

今回の動画は、フィリペ・トレドによるサーフランチでのスイッチスタンス映像をお届けします。


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直近となる2019年には、ラストライドでフィリペが披露したのがスイッチスタンス。

テイクオフからスイッチスタンスというわけではなく、レフトでのライディング中にバリアル(空中で手を使ってサーフボードを180度回転)でスタンスを変え、最後のバレルセクションにスイッチで入っていくというものでした。

さて、スイッチスタンスというとサーフシーンにおいてここ5年ほど、今後の大きな変革の一つとして挙げられています。

と言うのも、同じ横乗り系のスケートやスノーボードでは当たり前のためです。

ただ、なかなかサーフシーンにおいて大きな変革が急速に生まれることはないのですが、フィリペがCTイベントで見せる状況を見ていると、あと5~10年くらいすればスイッチもより浸透してくるのかもしれません。

イタロなんかもレベルの高いスイッチでのライディングをするので、5年前よりも遥かに浸透してきた感もありますし。

今回の動画は、フィリペがQR(クオリファイングラウンド)のボーナスランで見せたもので、今回はライトとレフトの両方でスイッチをしています。

フィリペの出番は20:00~辺りからとなり、ライトではバレルに入る前にスイッチさせています。

レフトでは以前と同じくバリアルでスイッチにし、最後のバレルセクションもメイクしています。

レフトはスイッチ以外は完全に流したライディングであったため、スイッチでバレルをメイクしながらもスコアは3.23でしたが。

ウェイブプールの存在でサーフィンの上達速度が早まれば、5年後くらいにはコンテストでスイッチスタンスが一定の評価を得る可能性もあるかと思うと楽しみではないでしょうか。

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