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今季2021年シーズンをCTランク2位でフィニッシュしたブラジルのフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(26歳)。

ローワーズで開催されたWSLファイナルにはCTランク3位で臨み、CTランク2位のイタロ・フェレイラを破ってランクアップを果たしましたね。

今回の動画は、フィリペ・トレドが自身のYoutubeチャンネルで公開したメキシコのライトポイント天国で知られるサリナクルスでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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今季はマーギーズプロにサーフランチプロとCTイベントで2勝を上げたフィリペ。

そんなフィリペのトリップ動画で、概要欄に記されたコメントは以下となります。

バラ・デ・ラ・クルス開催になったメキシコでのCTイベント終了直後、幼馴染と一緒にサリナクルスへと数日間のトリップに出たんだ。

全てがパーフェクトで、ローカルガイドと一緒にポイントブレイクを堪能する事が出来た。

最高に楽しいセッションだったから、これまでのトリップでも間違いなくトップレベルのベストトリップになったよ。

アクション系のフロントサイドという事で、まさにフィリペにとって得意中の得意と言えるエリアですね。

さて、そのフィリペについて少し気になったのが異常なほどのCTイベント優勝数で、軽く調べてみました。

フィリペのキャリアにおけるCTイベント優勝数は10勝。

比較対象として、現在のトップCTサーファーの優勝数は以下となります。

*ガブリエル・メディナ:16勝

*イタロ・フェレイラ:7勝

*ジョンジョン・フローレンス:8勝

*ジョーディ・スミス:6勝

データとして興味深い点として、ジョンジョンは2011年のミッドシーズンにツアー入りしたので、フィリペよりもツアー歴が1.5シーズン長いです。

そのジョンジョン以上にCTイベントで優勝しているにもかかわらず、2度ワールドタイトルを獲得したジョンジョンに対し、フィリペは無冠なのです。

結果論として言えることは、それだけ調子にムラがあるためワールドタイトルに届いていないのでしょう。

逆に言えば、調子に乗ったら誰にも止められないサーフィンを見せるフィリペの来シーズンも楽しみにしたい所です。

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