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ベルズビーチでのCT(チャンピオンシップツアー)第4戦を終え、CT第5戦後に今季から採用されるミッドシーズンカットの実施が迫っている現在。

すでにCTポイント的にはミッドシーズンカットの対象外となるほどトータルポイントを稼いでいるCTサーファーもいることから、WSL(ワールドサーフリーグ)が最新情報を公開しました。

今回の記事は、マーガレットリバープロ後に実施されるミッドシーズンカットに関するWSLのプレスリリースに関するニュースをお届けします。


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まずはミッドシーズンカットの内容にも触れたWSLによるプレスリリース内容は以下となります。

2022年CTシーズン前半の5イベント開催後、新たに導入したミッドシーズンカットにより、CTサーファー数はメンズがトップ22、ウイメンズがトップ10に縮小し、メンズとウイメンズ共に2名のワイルドカードを加えます。

ミッドシーズンカットを乗り越えた全てのサーファーはWSLファイナル出場のトップ5を目指すと共に、自動的に2023年シーズンのCTクオリファイ決定となります。

ミッドシーズンカットの対象者は2022年CS(チャレンジャーシリーズ)に参戦して、2023年シーズンのCTクオリファイを目指す事となります。

CT第4戦となるリップカールプロベルズビーチを終え、正式にミッドシーズンカットを乗り越えたサーファーが決まりました。

次戦となるマーガレットリバープロが、ミッドシーズンカットの対象者となるか否かのラストチャンス。

ウイメンズは6枠、メンズは9枠のスポットがマーガレットリバープロで決定することになります。

現時点でミッドシーズンカットの対象外となるのは、ウイメンズはCTランク4位まで、メンズはCTランク13位までとなり以下の通り。

ウイメンズ

Carissa Moore (HAW)
Tyler Wright (AUS)
Brisa Hennessy (CRI)
Lakey Peterson (USA)

メンズ

Filipe Toledo (BRA)
Kanoa Igarashi (JPN)
John John Florence (HAW)
Kelly Slater (USA)
Barron Mamiya (HAW)
Italo Ferreira (BRA)
Caio Ibelli (BRA)
Ethan Ewing (AUS)
Miguel Pupo (BRA)
Seth Moniz (HAW)
Callum Robson (AUS)
Griffin Colapinto (USA)
Jack Robinson (AUS)

さて、このミッドシーズンカットはCTサーファーの半数以上が反対していて、撤廃を求める嘆願書を提出したものの、エリック・ローガンCEOがミッドシーズンカットの実施は実行すると発言しました。

ワールドツアーのコンセプトを考えると、反対するサーファーの気持ちも理解できます。

ワールドツアーはサーファーの総合力を試すため、様々な異なる波質の会場でイベントを開催します。

なのですが、今季の前半5イベントを見ると半数以上がライトハンダーでの開催と偏っているためです。

なにはともあれ、ミッドシーズンカットは曰く付きの制度であり、過去にも導入されたものの2年ほどで撤廃となっているので、今季はどのように作用するのか注目です。

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