世界トップレベルでサーファー人口が密集しているオーストラリアQLD(クイーンズランド)州ゴールドコースト。
ワールドツアー初戦会場としても知られる有名なサーフエリアです。そのゴールドコーストでシャークアタックが発生。
今回の記事は、ゴールドコーストで発生したシャークアタックに関するニュースを動画と共にお届けします。
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シャークアタックが発生したのは昨日9月8日の午後5時過ぎ。
事故現場は、ワールドツアー初戦会場であるスナッパーロックスの隣となるレインボーベイとグリーンマウントの辺りだったとのこと。
被害者となったのは46歳のサーファーで、現場にいたサーファーやライフガードが懸命に救助したものの、足に重傷を負ったことから現場で息を引き取ったそうです。
オーストラリアでシャークアタックはよく耳にしますが、ゴールドコーストでのシャークアタックはあまり聞きません。
データとしては、ゴールドコーストで直近で発生したシャークアタックは2012年のノビーズビーチでのことで、その際は致命傷ではありませんでした。
ゴールドコーストで致命傷に至ったシャークアタックの発生は、遡ること60年以上前とのことです。
さて、オーストラリア東海岸の近年のシャークアタックの歴史を振り返ると、2015年に日本人が犠牲となったNSW(ニューサウスウェールズ)州バリナでの事故が発端となりました。
その後、おそらくサメの餌となる魚がバリナ周辺に留まっていたのか、バリナ~バイロンベイの間でシャークアタックが頻発しました。
ちなみに、バイロンベイから今回シャークアタックが発生したクーランガッタまでは70キロの距離。
サメが移動する距離としては短距離と言えるので、もしかしたらサメの餌となる魚が北へと移動し、サメも追いかけるように北上してきた可能性もありえます。
一度シャークアタックが発生したということで、今後は厳重にパトロールされることになるとは思いますので、さらなる被害が出ないことを祈っています。
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参照記事「Man dead after being attacked by shark on the Gold Coast」