今シーズンは現時点においてCT(チャンピオンシップツアー)ランクトップに君臨しているフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(27歳)。
今季のフィリペは、ツアー前半戦をガブリエル・メディナが欠場、現在はジョンジョン・フローレンスがツアー離脱となっているので、最もワールドタイトル獲得の可能性が高いシーズンと言えます。
今回の動画は、フィリペ・トレドによるCTイベントで訪れたオーストラリアでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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オージーレグでは、ベルズビーチでは優勝、マーガレットリバーでは9位とアベレージで好成績を残したフィリペ。
そんなフィリペによるオーストラリアでのフリーサーフィンですが、動画は主に西オーストラリアで撮影された内容のように見受けられます。
その中でも得意に注意を引かれるのが、西オーストラリア州ヤリングアップをホームとする元トップCTサーファーのタジ・バロウ。
タジとフィリペはサーフスタイルが非常に似ているだけでなく、サーフキャリアもまた似通っています。
二人共にワールドチャンピオンに輝いてもおかしくない逸材にもかかわらず、無冠の帝王ですから。
タジはCTランクトップ10は当たり前として、1999年と2007年にはCTランク2位とワールドタイトルをあと一歩で逃しています。
また、17歳の時にCTクオリファイを決めたものの、昨シーズンのケイトリン・シマーズと同じく、まだ早過ぎるとの理由から辞退していると言う若かりし頃からの天才サーファー。
ちなみに、タジは結局、翌シーズンとなる18歳でCT入りすることになりました。
一方のフィリペは2021年にCTランク2位となり、2015年と2018年にタイトルレースに絡んでいます。
そしてCT入りを決めたのは、タジが辞退した17歳(現在のメンズの最年少記録)というのも何か運命めいているのかもしれません。
なにはともあれ、そんな二人による様子も収録されたフィリペのオーストラリア舞台裏動画をチェックして見て下さい。