現地時間2022年8月27日(モルディブ)、北マーレ環礁のサルタンを舞台にした「Four Seasons Maldives Surfing Champions Trophy」が終了。
イベント最終日となった本日はスラスター部門とグランドファイナルが開催となり、いずれも現役で活躍するケリー・スレーターが制する結果となりました。
今回の記事は、チャンピオンズトロフィーのスラスター部門とグランドファイナルに関するニュースをお届けします。
スポンサーリンク
少しサイズダウンしたものの、コンテスト開催には十分な2~4フィートのコンディションで行われたイベント最終日。
最終日はケリー大活躍と言う事で、ファーストラウンドはロブ・マチャドとテイラー・ノックスを破ってラウンドアップ。
セミファイナルではローカルレジェンドのイブーこと、フセイン・アリーフと対戦し、イブーのコメントは以下の通り。
ここ数日はイベントに参加できたことが非常に光栄だったしハッピーだった。
だって、みんなレジェンド揃いだし、僕がサーフィンを学んでいる時代に参考にしてきたサーファーで、大きな影響を受けてきたんだから。
ケリーとのラストヒートはおそらく、僕の生涯におけるベストヒートだね。
マンオンマンでケリーと対戦する日が来るなんて思っても無かったし、間違いなく強敵で世界のベストサーファー。
僕の人生においてケリーのような存在に再び出会えるとは思えないから、最高の機会になったよ。
セミファイナルでイブーを破ったケリーは、ファイナルではロブと対戦し、今イベントのシングルハイエストスコアとなる9.33をマーク。
結果的に、シングルフィン部門に続いてスラスター部門も制する事となりました。
そんなケリーのコメントは以下となります。
楽しいイベントで、みんなと一緒にリラックスして臨めたよ。
昔ながらのメンバーと一緒なのが楽しいのはもちろんのこと、イブーも最高だった。
イブーと会ったのは初めてだったけど、常に笑顔を浮かべていたから、出会えて一緒にサーフできて良かったよ。
僕と一緒に対戦できてストークしてるって言ってくれたけど、僕もイブーと一緒にサーフできてハッピーだった。
ボートに乗ってたローカルのみんなも最高で、かなり離れた場所にいたけど歓声を上げているのが聞こえて、最高な雰囲気だったよ。
Rob Machado (USA) – 2nd
Shane Dorian (USA) – 3rd
Hussain “Iboo” Areef (MDV) – 3rd
Ross Williams (USA) – 5th
Taylor Knox (USA) – 5th
スラスター部門が終了したという事で全3部門を終えたので、残すはトップ2が直接対決となるグランドフィナーレ。
グランドフィナーレの出場者はケリーとシェーン・ドリアン。
ちなみに、今イベントでケリーとシェーンは3回対戦していて、シェーンが2勝1敗と勝ち越していました。
グランドファイナルはセットがコンスタントに入ってこないトリッキーなコンディションとなり、それでもケリーは8.23と8.73のハイスコアをマーク。
一方のシェーンはヒート終了間際に8.7をマークしたものの、バックアップスコアを揃える事ができずにそのままタイムアップ。
優勝したケリーのコメントは以下となります。
ファイナルは最高にファンだったよ。
シェーンはイベントを通して波とのリズムを合わせるのが上手かったけど、ファイナルではそのスキルを僕がもらっちゃった感じだね。
なんとかヒート中に入ったベストウェイブの一つをキャッチしたけど、あの波が入って来た時はすでに時遅しってタイミングだったし。
シェーンがラインナップに戻って来た時は、すでにヒート時間は残り数分で。
まぁ、これで今回のシェーンとの勝率は五分五分になったから完璧な終わり方になったね。