2022年9月8~16日にウェイティングピリオドが設定されているWSL(ワールドサーフリーグ)ファイナル。
シーズン中のCT(チャンピオンシップツアー)ランクのトップ5のみが参加し、1日限定のイベントでワールドチャンピオンをトーナメント方式で決定する内容です。
そのWSLファイナルへの進出を決めたのが五十嵐カノア「Kanoa Igarashi」(24歳)。
今回の動画は、五十嵐カノアのスポンサーであるレッドブルが公開したWSLファイナルを決めたタヒチプロの舞台裏映像をお届けします。
スポンサーリンク
2022年のCTレギュラーシーズンの最終戦となったのは、レフトスラブで有名なチョープーが舞台となったタヒチプロ。
タヒチプロに参戦する前のカノアのCTランクは6位で、トップ5入りできるかどうかはタヒチプロの結果が全てでした。
カノアにチャンスが訪れたのは、ラウンド3でCTランク5位であったグリフィン・コラピントがヤゴ・ドラに敗退したタイミング。
グリフィンとのポイント差は僅差であったことから、ラウンド3をカノアが勝ち上がればグリフィンを逆転できるポジションにいたのですが、ラウンド3ではヒート終了間際までジャドソン・アンドレにリードを許すことに。
でしたが、ヒート残り2分という所で大逆転劇を演じ、土壇場でWSLファイナル進出を決めました。
WSLファイナル進出ということで、今季のワールドチャンピオンになれる可能性も秘めているカノア。
カノアはCTランク5位でのWSLファイナル出場ということで、全てのヒートを勝ち上がり最短でも5ヒートをこなすという事でフィジカルとメンタル共に相当ハードですが。
そんなカノアのファーストヒートの対戦相手は、2019年ワールドチャンピオンのイタロ・フェレイラ。
興味深い点として、カノアとイタロのこれまでの対戦結果の統計は以下の通り。
.@italoferreira and @kanoaigarashi have only met 3 times prior. Who will win matchup number 4 and advance to match 2 of the #RipCurlWSLFinals?
— World Surf League (@wsl) August 30, 2022
Watch live Sept. 8-16 on https://t.co/ie0ZfNdmHw.@ripcurl pic.twitter.com/0O7zg8qRf8
カノアが2勝1敗と勝っているものの、スコアに関してはアベレージもマキシマムもイタロが勝っているという統計です。
なにはともあれ、WSLファイナルでのカノアの活躍を楽しみにしたいところです。