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世界中で建設されている海の波に極めて近い人工波を発生可能なモダンウェイブプール。

海でのサーフィンは全ての波が異なると言うことで一期一会とも言われていますが、ウェイブプールだと同一の波を発生出来る事から反復練習が可能なのでゲームチェンジャーと言われています。

そんなウェイブプールにさらなるモダンテクノロジーが加わる事に。

今回の記事は、メルボルンのアーバンサーフですでに取り入れられているAI(人工知能)を駆使した撮影技術に関するニュースをお届けします。


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来年の秋(オーストラリアは南半球なので3~5月頃)にはシドニーでもオープン予定となっているアーバンサーフ。

そんなアーバンサーフが利用している造波装置は、ウェイブガーデン社による「The Cove(ザ・コーヴ)」ですね。

ザ・コーヴ搭載ウェイブプールのアーバンサーフでは、三脚などを使い定点カメラのように自身のサーフィンを撮影することが可能です。

同じく韓国のザーコーヴ搭載ウェイブプールでも可能で、私も今年訪れた際に自分のビデオカメラで撮影しました。

上記のように自分でも撮影はできるものの、撮影後の編集に多少なりとも手間がかかるし、動画のクオリティはあくまでも一般機材レベル。

そこでアーバンサーフが採用しているのがフローステート(Flowstate)と呼ばれるAIを駆使した撮影方法で、AIが撮影時にライダーを特定して、セッション終了時に撮影依頼者のスマートフォンにライディング映像が送信される仕組み。

撮影機材はプロレベルのものと言う事で、動画の解像度もトップレベル。

アーバンサーフでの撮影料は1セッション25豪ドル(2,500円弱)で、利用頻度が高ければ割引率が高くなります。

反復練習可能なウェイブプールに加え、AIを駆使した自動撮影と言う事でモダンテクノロジーの活用方法次第でサーフィンと言うスポーツは大きな変革期を迎えていると言えます。

今までは日中しかサーフできなかったのに、今やウェイブプールでのナイター利用も可能なわけですし。

果たして、サーフィンの進化にも繋がることになるのか注目ですね。