世界の中ではアメリカに次いで年間のシャークアタック件数が多いオーストラリア。
そんなオーストラリアの東海岸にて、サーファーを狙うサメが出没したり小型ヘリコプターが墜落したりといった一連の騒動が発生することに。
今回の記事は、オーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州で発生した事故に関するニュースをお届けします。
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事故が起きたのは先月のことで、場所はNSW州ワラグートビーチ。
同ビーチでビリー・バラードがサーフィンしていると、小型ヘリコプターに乗っていたパイロットと同乗者がビリーに近付いているサメを発見。
サメの体長は推定で6メートルほどの大型で、小型ヘリ搭乗者たちはビリーに海から上がるように知らせようと海上30メートルほどまで高度を落とすことに。
一方のビリー本人は、海の中に大きな黒い影があることは気付いていたけど、イルカだと思い込んでいたそうです。
そんな中、ヘリがさらに高度を下げるので、海の中にいる何かを遠ざけるための行為だと勘づくと、ビリーは一気に恐怖心に襲われ一目散でビーチへとパドルすることに。
当時を振り返り、ビリーがヘリ搭乗者たちの顔を確認すると、搭乗者たちも恐怖で引き攣った顔をしていたとか。
ヘリ搭乗者たちも後に認めているのですがパニック状態に陥っていたため、ヘリの操作を誤って制御不能となり、ビーチへと墜落するに至ったそうです。
不幸中の幸いにして、サメに狙われていたビリー、そしてビーチに墜落したヘリ搭乗者の誰一人として怪我をすることなく済んだとのこと。
最後に、大型のサメに狙われていたかもしれないとの事実を知るとトラウマになるケースもありますが、ビリーはその後も何度もサーフしているそうです。
ですが、事故数日後に同じ場所に泳ぎに行った時は、まだ多少の恐怖心が残っていて、胸くらいの水深くらいまでしか入れなかったと言います。
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参照記事「Light plane crashes into beach on NSW South Coast after warning surfer below of 6m shark」