via WSL's instagram

2023年シーズンのワールドツアーが幕開け直前となったタイミングで、WSL(ワールドサーフリーグ)が新たな企画を発表。

その内容とは、シェイパーのランキングを付けるという趣旨による「Vissla Championship Tour Shaper Rankings」。

今回の記事は、「Vissla Championship Tour Shaper Rankings」に関するニュースをお届けします。


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WSLが発表したのは、ヴィスラがタイトルスポンサーとなったCTシェイパーランキング。

ベストハイパフォーマンスボードをシェイプするシェイパーを、2023年シーズンのCTイベントを通して決定するもの。

具体的なランキングは、男女ともにクオーターファイナル以上まで勝ち残ったサーファーがカウント対象。

クオーター以上のサーファーが乗っているブランドは、サーファーの結果に応じてポイントが割り当てられ、シーズン終わりのトータルポイントでランキングが決定。

ただし、WSLファイナルは含まれず、あくまでもWSLファイナル前までのレギュラーシーズンのみが対象だそうです。

ちなみに、シーズン初めの時点において、メンズ34名ウイメンズ17名と合計41名のCTサーファーがいる中で、サーフボードを提供しているシェイパーの数は18名とのこと。

参考までに昨シーズンを一例としてシミュレーションすると、トップに立ったブランドはシャープアイという結果だったそうです。

さて、WSLによる上記SNS投稿のコメント欄を見ると、残念なことに批判的なコメントが溢れています。

その理由しては、シェイパーの数が均等ではないのにランキングを付ける意味がないと言う真っ当な意見が見受けられます。

どういう事かと言うと、大手ブランドが基本的には多くのCTサーファーを抱えているのでランキング的に有利になるのは至極当然というわけです。

私の所感としては、過去30年ほどの憧れボードブランドの推移としてはCI(チャネルアイランズ)、ロストサーフボード、シャープアイと移り変わっているように感じます。

それだけに、2022年を例に挙げたランキングでCIが入っていなかったのは逆に意外でしたが。

余談ですが、5~10年後は多くの若手が乗っているケリーブランドのスレーターデザインズが来ると思います(先行投資といった感じで種をたっぷり蒔いている印象があるので)。

何はともあれ、こういった新たな取り組みはどう転ぶのかはスタートしないと分からないので楽しみにしたいところです。

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