比較的サーファーに敬遠されるサーフグッズの一つと言えるリーフブーツ。
海外のリーフブレイクに行っても、リーフブーツを履いているサーファーの方がマイノリティですので。
私もこれまでリーフブーツをサーフトリップに持っていくもののほぼ履かなかったのですが、リーフブーツ派に転向しました。
今回の記事は、リーフブーツ派になった理由、履いているブランド、リーフブーツを履くメリットに関する情報をお届けします。
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リーフブーツが苦手だった理由
これまで私がリーフブーツをほとんど履かなかった理由の一つが、シンプルに見た目がクールじゃなかったから。
特にインドネシアなどへ行き、ボードショーツにリーフブーツはあまりにもアンバランスに感じました。
ただ、リーフブーツを履かずにリーフブレイクでサーフしていると足裏の生傷が絶えません。
酷い時にはパックリとカットした事もあり、その時は足裏を縫ったのでしばらく海に入れなくなったりとリスクが大きいのも事実です。
もう一つの理由が、ライディング中に素足の感覚の方が良いため。
この点は大半のサーファーがリーフブーツを履かない理由として共通していると思います。
そこで私が持っているリーフブーツは古かったので一度見直してみることに。
履いているリーフブーツのブランド
以前に使っていたリーフブーツは、明確な理由を持って選んだわけではなかったので、どのブランドでどんな特徴があったのかすら覚えていません。
それほどリーフブーツに関しては無頓着だったので、ネットショップで異なるブランドのリーフブーツを比較して見ました。
すると分かったのは、リーフブーツはブランドによって異なる一番のポイントは生地の厚みで、2~2.5mmがほとんどでした。
出来るだけ厚くない方が素足の感覚に近付くので、2mmがベストかなと思い検索を続けていると、なんとFCSが販売しているのが1.5mmと最も薄かったので購入。
ただ、リーフブーツはリーフから足裏を守るためのアイテムなので、薄くなれば防御力が減ると言う諸刃の剣と言えます。
その1.5mmとかなり攻めたリーフブーツを履いた感想は、リーフを歩いていると足裏がリーフの形状をはっきり分かるほどの感覚。
おそらくリーフ上で走ったり、まったく足元を見ないでガンガン早歩きして、運悪く尖った形状の部分を勢いよく踏み込んだらヤバいような気がします。
以前に履いていたリーフブーツはかなり厚みがあったのだと思いますが、全く足裏にリーフを感じる感覚が異なりました。
となると、ライディング中の感覚は当然ながら素足に近くなり、多少の慣れは必要だけど明らかに以前ほどの違和感は感じなくなり、これなら許容範囲かと思っています。
ここまでは良かった点で、実は良くなかった点が一つあります。
FCSのリーフブーツには足首と足の甲の部分と2か所をマジックテープで出来たストラップで締めることができます。
ただ、足の甲の方のマジックテープが弱くて、使用して数回目からすぐに外れるようになり、ストラップは長いので踏んでしまう事もしばしば。
そこで不格好になるものの、同ストラップはハサミで切っちゃいました。
ちなみに、リーフブーツのストラップは足首だけのものもあるので、カット後に脱げやすくなったなどといった不都合は無かったです。
リーフブーツを履く最大のメリット
リーフカット防止も大きな要因ですが、私がリーフブーツを履いてみようかなと思った最大のきっかけは時短のため。
今年スンバワ島レイキーピークへ行った時、ほとんどのサーファーがリーフブーツを履いていませんが、リーフ上を歩く時はスローモーションのよちよち歩きになってしまいます。
おそらくリーフブーツを履いてリーフを歩いて行く場合と比較して片道で2~3分ほどの差は生まれるでしょう。
となれば、たとえば往復となる1セッションで6分のロスで1日2回海に入ると、1週間で約1時間半弱。
私は仕事をしながらサーフトリップしていることもあり、大きな差だと感じるのでリーフブーツ派に転身したわけです。
まとめ
1.5mmと言っても素足と比べれば、リーフブーツを履いてのサーフィンには違和感が残ります。
ですが、怪我予防や時短などといった大きなメリットもあるので、どちらに比重を置くのかはサーファー次第。
興味のある方はチェックして見て下さい。