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ミッドシーズンカットを終え、いよいよシーズン後半戦に入る2023年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)。

シーズン後半戦の初戦となるのは、2021年シーズン以来の開催となるウェイブプールが舞台となるサーフランチプロ。

そんなサーフランチプロのイベントフォーマットが発表となりました。

今回の記事は、2023年サーフランチプロの新たなフォーマットに関するニュースをお届けします。


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今年で4度目の開催となるサーフランチを活用したCTイベント。

サーフランチとは、内陸に位置するカリフォルニア州レモーに建設された11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターの夢を実現させたウェイブプール。

サーファーによるサーファーのためのウェイブプールと言うコンセプトで誕生したとあり、現行のウェイブプールの中でもクオリティはトップレベルと言われています。

そのウェイブプールを、サーフィンのワールドツアーを運営するWSL(ワールドサーフリーグ)が買収した事で、CTイベント会場として活用しています。

さて、ウェイブプールでのCTイベントはサーフランチが初となったので、フォーマットに関しては試行錯誤。

そして今シーズンもまた変化があります。

ファーストラウンドとなるのはQR(クオリファイングラウンド)で、メンズ24名、ウイメンズ12名が出場。

メンズは4人ヒート×6、ウイメンズは4人ヒート×3のヒート進行となり、各サーファーはライトとレフトを2本ずつ乗り、ライトとレフトのベストスコアのトータルで結果が決定。

ヒート1位は翌日のイベント最終日出場決定、ヒート最下位の4位は敗退となり、ヒート2~3位は敗者復活戦と言えるナイトセッションへ進むことに。

イベント初日のナイトセッション送りとなったメンズ12名とウイメンズ6名は、ライトとレフトを1本ずつ乗り、メンズのトップ2とウイメンズのトップ1のみがイベント最終日へと進出。

イベント最終日は、メンズがクオーターファイナル、ウイメンズがセミファイナルスタートとなり、マンオンマンでのヒート進行になるとのこと。

さて、これまでのフォーマットであれば全員に出来るだけチャンスを与える内容でしたが、今季からは勝ち上がった実力者によりチャンスを与える仕組みに変わったと言った印象を受けます。

実力者によりチャンスを与えると言う事は、新たなアプローチにトライするサーファーが増える可能性があるので面白い試みだと感じます。

個人的には、ウェイブプールイベントこそ勝ち負けに関係ないエクスプレッションセッションを開催し、サーフィンの進化を促進したら面白いなと思うのですがどうでしょうか。

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