blank
via youtube

サーファーにとって憧れのサーフデスティネーションとして知られるインドネシアのメンタワイ諸島。

メンタワイトリップをするには、基本的にはボートトリップかランドステイの2種類に分けられ、どちらにしても一般的なインドネシアサーフトリップでは考えられないほど高額となります。

ただ、漠然と高額と知っていても、実際にいくら位かかるのか知らないサーファーも多いのではないでしょうか。

今回の記事は、コロナ禍という事で現在ディスカウント中となっているマカロニリゾートの滞在費、そして現地でのフリーサーフィン動画をお届けします。


スポンサーリンク


マカロニリゾートとは

マカロニリゾートという名前の通り、同リゾートが位置しているのはワールドクラスのレフトとして知られるサーフスポット「マカロニ(別名:マッカス)」のすぐ近くとなります。

blank
Image: Macaronis Resort

ランドステイの場合、安価なロスメンでのキャンプスタイルか贅沢なリゾートステイに分けられ、マカロニリゾートは贅沢なタイプ。

贅沢と言ってもコロナ禍以前であれば、サーフシーズンともなればメンタワイ諸島のリゾートステイは予約で埋まっている事が当たり前といった状況でした。

なのですが、マカロニリゾートは宿泊予定ゲストの予約キャンセルに伴い、翌3週間は平均してゲスト数が4名ほどとガラガラなので、50%の割引を適用するとのこと。

マカロニリゾート滞在費用

マカロニリゾートのサイトをチェックすると、滞在費としてかかるのは「部屋代」と「サーファーパッケージ代」の2つ。

部屋代

部屋は「ツインルーム」と「ファミリースイート」の2種類から選べ、ツインルームは90ドル/1泊、ファミリースイートは120ドル/1泊。

部屋代に関しては一般的な海外の宿と同じく、1部屋の値段となっているのでツインルームに2人で滞在すれば、1人の負担額は半額の45ドルとなります。

ここまでであれば安いと感じる方もいると思いますが、部屋代以外にも諸々の費用がかかってくる事になります。

サーファーパッケージ代

サーファーパッケージ代は部屋代以外にマカロニリゾートに滞在する場合は支払わなければならない費用で195ドル/1泊。

この費用が翌3週間は半額となり、97.5ドル/1泊になるとのこと。

ちなみに、マカロニリゾートに14日間以上滞在するゲストには、サーファーパッケージ代が常に50%ディスカウントとなる長期割引が適用されるそうです。

サーファーパッケージの内容

サーファーパッケージとは、一般的に宿代に含まれるサービスに始まり、サーファーならではのサービスが含まれ以下の通り。

ゲストスイート:エアコンやテレビ付きやルームサービスなどといった一般的な宿に付随するサービス

ミール:朝昼晩の3食付き

ドリンク:ミネラルウォーター、ジュース、牛乳、コーヒー、ティー

サーフボートトランスファー:サーフスポットまでボートで送迎してくれるサービス。基本的にリゾート周辺ブレイクへのアクセスがメインで、コンディションに応じて、40キロ圏内までアクセスする時もある。

レクレーショナルボート:釣りやスノーケリング、または近くの島探索などでのボート利用

レクレーショナル道具:スノーケリング道具、スピアフィッシング道具、釣り道具、カヤック、スタンドアップパドルボード、初心者向けソフトトップボード

インターネット:リゾート施設内および室内でも使えるフリーWiFi

携帯電話のシグナルブースター:携帯電波を強化して携帯電話を利用できるようにする機器

ドリンク用ステンレス容器:島ではプラスティックボトルの利用が禁止されているため

ホテル&レストラン税:メンタワイ諸島政府が課している税金

ローカル村への寄付:一日に付き3万ルピア(約240円)

という事で、2名のサーファーがツインルームに7泊8日で滞在した場合、通常ならば部屋代45ドルとサーファーパッケージ代195ドルの計240ドル×7日で1,680ドルとなります。

なのですが、サーファーパッケージ代が半額になるとトータルで997.5ドルとなり、682ドルの節約となります。

ここまでがマカロニリゾートに支払う滞在費であり、メンタワイトリップには他にも様々な費用がかかります。

メンタワイトリップ滞在費以外の諸経費

メンタワイトリップする場合、数々の移動を経ることになるので移動費に加え、サーフィン税などもかかります。

パダンでのトランジットホテル:メンタワイアクセスの玄関口となるのがスマトラ島パダン港。パダンでは1泊する事になるので必ずかかるホテル代。

空港からリゾートまでの車、フェリー、スピードボートを使った往復移動費:パダンの空港~マカロニリゾートまでの移動の往復料金がサーファーは295ドル(ボードチャージなし)。

メンタワイのサーフィン税:2016年8月1日から課税が始まり、メンタワイへ向けて出発前に支払う。料金は15日間有効で100万ルピア(約8,000円)。

その他:ビールといったアルコールを飲んだり、サーフィン撮影してもらったり、スパを利用したり、ボードレンタルをした場合は別途追加料金

まとめ

上記からメンタワイトリップ7泊8日の最低限の料金を計算すると2050ドル(約22.5万円)となります。

この料金に加え、日本人ならば日本からパダンまでのフライト代も加わるので30万円を超えてくることでしょう。

なのですが、確実にパーフェクトウェイブを当てる事ができるメンタワイなので、波を当てる確率と費用を天秤にかけたらアリのように思えます。

最後に先月7月に撮影されたフリーサーフィン動画から、行く価値があるのかどうかチェックして見て下さい。

-----

公式サイト「Macaronis Resort