世界的に見ても波のクオリティがトップレベルである事から使われる「ワールドクラスのサーフスポット」と言う表現。
そんなワールドクラスのサーフスポットへとヒュージスウェルがヒットしたら、どんな波がブレイクすることになるのか!?
今回の動画は、ワールドクラスのサーフスポットと呼ばれるインドネシアのメンタワイ諸島に位置するホローツリーが炸裂した時のフリーサーフィン映像をお届けします。
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ホローツリー(Hollow Trees)に加え、シンプルにHTであったり、初サーフしたランスさんの名前を取ってランスライト(Lance’s Right)と色々な呼び名がある今回の動画の舞台。
そんなホローツリーにビッグスウェルがヒットして、エピックコンディションになった際の映像となります。
ホローツリーの位置関係は以下の通り。
インドネシアがレフト天国と呼ばれる所以は、スウェルが恵まれる乾季(4~10月)の季節風が東寄りであるため。
この季節風がオフショアとなるのが西向き沿岸となり、スウェルが入ってくる向き的にレフトがメインとなるためレフト天国となります。
そして上記地図の通り、ライトはスウェルが回り込んで入ってくる東向き沿岸がメインとなるので、風向き的にホローツリーは乾季の季節風が吹き始めるとコンディションが落ちます。
乾季にバリ島クラマスでワールドツアーイベントを行っていた時と同じで、季節風がオンショアのためです。
そして撮影日のホローツリーも午前9時にはオンショアが吹き始めてセッションは終了したそうです。
ちなみに、イメージ的にインドネシアは雨季は朝一から季節風が吹いていて、乾季は午前9~10時頃から吹き始める印象が強いです(季節風が吹く前の朝一は無風)。
さて、そんなインドネシアで出来るだけ風のない時間帯にサーフするために気になるのは日の入りの時間で、赤道直下のインドネシアは日の入りと日の出はいずれも6時。
エリアによって多少の誤差はありますが、基本的に5時40分前後に何とか波が見える明るさになります。