先日、私が6月頭に訪れた時の様子も公開したインドネシアのニアス島。
そのニアスは現在がスウェルのピークシーズン(7~8月)であり、ついに今シーズン最大級に炸裂するほどのビッグスウェルがヒットすることに。
今回の動画は、2023年8月5日に撮影されたニアス島ラグンドゥリ湾ソラケビーチでライトバレルが真価を発揮した時のフリーサーフィン映像をお届けします。
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ニアスの真実として、先日お届けした記事の動画を見るとスモールコンディションだとログ向けの厚い波である事が分かります。
なのですが、今回の動画の方が誰もがイメージするニアスらしいコンディションと言えるでしょう。
動画概要欄に記されているコメントは以下の通り。
18秒周期の真南からのスウェルで、ハイタイド(満潮)は午前。
非常にパワフルで、ほとんどのセットが手を出せないほどのコンディションだった。
動画は6時間撮影した中からのハイライトになります。
さて、サーフラインをチェックすると8月5日の波のサイズは8~12フィートで、スウェルの向きは約190度。
このコンディションと上記コメントを照合していくと、スウェルの向きが南過ぎてストレートに入ってきたので厳しいコンディションになったと見られます。
スウェルが西寄りになってラグンドゥリ湾を回り込んで入ってきた方がシェイプは整うはずでしょうし。
もう一点興味深いのは、6時間も撮影したものの今回の動画は尺が短いと言うところ。
インドネシアはスウェルの発生源が遠い事から基本的に長周期のグランドスウェルが大半ですが、そのせいかセット間が長いです。
その点に加え、乗れないセットも多かったので、相当な数のサーファーが入っているにもかかわらず実際のライディング本数自体が少なかったのでしょう。
それにしてもモンスターのようなヤバいブレイクを見ていると見応えはありますが、情けない事に乗ってみたいとは一ミリも思いませんでした…。